まず始めに、投資をする際僕が今気をつけていることは
- やる前にルールを明確に設け機械的にこなす
- 自動売買に任せる
- 余剰資金以外に手を出さない
の3点です。こう感じたのは過去の自分の行動から来ています。今回は、とんでもないミスを犯した自分の投資の失敗談をお伝えします。
私は大学時代30万円という当時の大金をバイナリーオプションという為替投資に投資し、見事失敗しました。その時に体験しことと、そこから学んだことを合わせてお伝えします。
投資の失敗談①|何もわからず始めた投資が気づいたら30万円に
当時、色々興味があることに対しトライしていた私は、Twitterで流れてきた投資に興味を持ちました。今まで投資をしてこなかったため新しいものに出会った興奮からすぐ始めました。それがバイナリーオプションと呼ばれる投資です。
未来の為替を予想し当たればレート分資金が増え、外れれば賭け金は消える単純な仕組み。
ゲーム感覚で始めてしまいましたが、本来は当たる外れるの2択の裏側ではとんでもない量の因果関係が発生し、とても2択で選択できない機会のアクションが生まれています。それを理解せず目の前のレートに一喜一憂をし、気づいたら30万円失っていました。
クレジット決済の上限到達
30万に到達した段階でカードの上限に達し強制的に取引ができなくなりました。
その時始めて「まずいことをしてしまった。。。」と実感しました。そこから約2年に渡り返済していきました。この時何も知らない無知さと、初心者がよくやる過ちを犯してました。
初心者がやってはいけない逆張り思考
「ここまで下がったからもうすぐ上がるだろう」
「ここまで上がったからそろそろ下がりそう」
こういった何の根拠もない予想で当時大切なお金を掛けていたと考えると恐ろしいです笑
しかし実際こうした何となくの予想で投資をしてしまってる人は多い印象です。当然ですがこれは大変危険で、必ず
なぜ上がるのか?
なぜ下がるのか?
その理由は?
と、根拠のある上で行動すべきでした。
現実味がないチャートの数字
始めた当初、画面で見えるのは数字のみで実際のお金を見ているわけではありませんでした。簡単に数分後増えたり減ったりする数字しか見ず、完全に脳みそが狂ってました。笑
この狂った状態の頭で売買してると当然ですがうまくいくはずがありません。
投資の失敗談②|失って気づいた自分の未熟さ
人間は感情で行動し論理で納得する
そもそも人間は感情で行動をしそれを論理で納得する生き物です。
「あのバッグいいな、買うか」|感情で購入
↓
「これ買ってテンション上げることで明るくなり物事の捉え方が良くなり、日常生活のパフォーマンスが向上するから買ってよかった」|論理で正当化
と結論づけます。テンション上げることが目的ならば、バッグである必要はないですが、これは正当化するためにそういってるに過ぎません。
この性質を理解していなかったことが大きなミスで、計画性ゼロの行動を生んでしまいました。
手動でする時の注意点
投資を手動で行うときは下記の注意点が必要です。
金額の設定
まずいくら投資に回すか事前に決めることです。途中や行った後に決めると必ず邪念が挟みます。それが膨らみ思わぬ損失につながります。まずは最初に金額を決めます。
勝つだろうという楽観的思考
ある程度期待して行動することの方が多い私たちはこの思考を元に投資を行なってしまいます。なるべく嗜好に頼らないために事前に作ったルールに従い「賭け金の5%上振れたら利益確定する」「10%の損失が出たら損切りをする」といった決め事を守るべきです。
明確な計画を立てる
計画を立てることでそれに見合った行動をすることができ、目標を定めることで進むべき方向、スピード感などが明確になります。投資金額の計画を立てること、思考を排除して取引をルール化することで欲と離れた投資を行うことができます。
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投資の失敗談③|投資をする際知っておくべきだったポイント
投資をする際とても大切なマインドが4つあります。
余剰資金以上の額を投下しない
これは多くの投資家の方がお話しすることで、余剰金以外の生活費を投資に回すと多かれ少なかれ私情が入り、予想しない損失が生まれます。「最悪なくなってもいい」という気持ちを持って投資を行うことでこの雑念が消え建設的な投資ができることを学びました。
投資のメリット・デメリットを把握する
■メリット
- 元手以上に資金が増える
- 経済事情に詳しくなる
- 自己コントロールが身につく
- 見通しの立て方が上手くなる
■デメリット
- 資金が減る可能性がある
当然ですが、投資を行うことで生じるメリット・デメリットを理解することはとても重要です。
手数料が発生する
投資をする際、少額ですが毎回手数料が発生します。つまり「マイナスからスタート」します。この点を認識した上で取引を行なう必要があります。
それだけリターンに対してのリスクが大きいという認識を持つことできちんとしたリスクヘッジ能力が身に付きます。
ルールを設けるor 自動売買にする
投資をする際、事前にルールを設けることで急な邪念に左右されずに建設的な取引を行うことができます。逆にルールを設けずに開始してしまうとその場の気持ち次第で取引をしてしまい、大きな損失をうみかねません。
自分の能力を過信せずフラットな状態で計画を立て以降はそれに従って機会的に取引していきます。
また、そもそもルールを設けた状態で自動売買をすることで完全に自分の邪念を排除した投資を行うことができます。
まとめ
■投資をする際の注意点
- やる前にルールを明確に設け機会的にこなす
- 自動売買に任せる
- 余剰資金以外に手を出さない
■知っておくべきポイント
- 投資のメリット・デメリットを把握する
- 投資には手数料が発生することを認識する
- 事前にルールを作る or 自動売買をする
投資を初めてする際は、自分の主観に頼るのではなく、事前に設けたルールに則るか、自動売買などのツールに頼るなどの方法で始めていきましょう。その中で勉強して力をつけた後、自身の判断で投資を行なっていくこと絵より建設的な投資ができるでしょう。
僕のような犠牲者を今後出さないためにもぜひこの辺りを認識していただけますと幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!