- 「clubhouseってなんのアプリ?」
- 「clubhouse聞いたことあるけどどんなサービスかよくわからない」
- SNS?配信サービス?どういうアプリなの?
今回はこう言った疑問にお答えします。
みなさん「clubhouse」という2020年3月にリリースされた新たなSNSをご存知でしょうか?
clubhouseとは、音声のみで会話される新しいSNSサービスのことです。今このclubhouseが一部の人の中で話題になっており、今後新しいSNSの形として注目を集めています。今回はclubhouseの概要となぜ今このアプリが人気なのか、また、今後の展望も踏まえ解説していきます。
Clubhouseとはどんなサービスなのか
Clubhouseは、アメリカのベンチャー企業「Alpha Exploration」が2020年3月にリリースしたアプリです。音声版Twitterとも呼ばれ、2020年12月にはアプリユーザー60万人を突破し、大きな注目を集めています。
サービス概要
現在はiOS版のみのリリースで2020年5月にベンチャーキャピタルから約100億円の資金調達をしたことから今後Android版もリリースも期待されています。
「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供することがコンセプト」にあり、完全に音声のみでやりとりがされるSNSアプリになります。
アプリは完全招待制となっており1人が招待できる人数は2人までです。この2人を招待するには電話番号を知っておく必要があります。このある種の「希少性」が人気の一つにもなっています。参加するにはすでにアプリを使用できる人を見つけその人の持つ「2枠」に入れてもらわなければいけません。他にもいくつか特徴があります。
iPhoneのみ対応
現在はiPhoneのみの対応でAndroid・PCは非対応となっています。
→一部Android版で検索すると意図と異なるclubhouseのアプリをインストールしてしまうユーザーがいるので注意が必要です。今回ご紹介しているclubhouseはアフロヘアーの男性がアイコンになっているため「アフロの男」と覚えておいてください。
音声SNSのclubhouse
Androidで出てくるクラブハウス
Android版でのリリースはまだされていない(2021年1月29日現在)
録音機能がない
全てがライブ配信状態で録音機能がないため会話もその分気軽に発信されることが多いです。一部の著名人同士の会話を生で聴けるのはとても貴重な経験になります。
実名登録が基本
これは制作者の意向もあると言われていることですがほとんどの参加者が実名登録で参加しています。
具体的な利用シーン
Clubhouseは今までのコンテンツと大きく違うこととして
- 録音されない
- 雑談ベース
という点があります。なので視聴者も気軽に試聴ができる点で他のSNSとは異なります。具体的な利用シーンとしては、
- 家事の途中でながら聞き
- 気軽に対談する時に利用
- 1対複数、複数対複数の対談
- ちょっとした小話の披露
などなど。まだまだ日本では最近入りだしたサービスなのでこれから利用も便利になったり、活用方法も多種多様になることが予想されます。
招待してくれる人を探すには
これは1人2名まで招待可能という少ない枠を取り合っていくので中々ユーザーを見つけるのが難しいことと、見つけても招待済みであることが多いです。
方法としてはTwitterで「clubhouse 紹介」「clubhouse invitation」などとキーワード検索して直接DMやリプライを送ってもらうなどです。
今は枠を希望者の中から抽選で2名決めますと言ったことを実施している人もいるのでそう言った人に応募するのも試してみましょう。
clubhouseの具体的な使い方
実際に招待され、利用する時は以下の流れで利用していきます。
登録方法
- アプリをダウンロード
- 電話番号入力・認証
- Twitter連携(任意)
- 名前/ユーザーネーム記入
- アイコン設定
- 好きなトピック選択
- 選んだトピックから自動でおすすめユーザーを提案されるのでフォロー(任意)
- 完了
使用方法
Roomに参加する
トップページは現在フォローしてる人が開いている「room」がタイムライン上に流れてきます。これらは当然ライブ配信なのでリアルタイムで話しているroomのみです。
気になる部屋があったらクリックをしてトークの傍観者となって参加しましょう。トークに入ると「発言する人」と「聞く人」が一覧で出てきます。そこでも気になった人のプロフィールなどを見てみるのもいいでしょう。
自分がその会話に参加したい時は「挙手マーク」をクリックし、許可されたら参加ができます。
roomを作る
「Start a room」のボタンを押しその部屋のテーマについて60文字以内で記載します。その後その部屋のプライバシー設定を「Open|誰でも参加可能」「Social|自分がフォローしてる人だけ参加可能」「Closed|特定の選んだ人だけ参加可能」の中から選んで開始します。
Roomを作る場合配信予約をしたりその知らせを友人にシェアすることも可能です。
なぜ今clubhouseが話題なのか?
日本では2021年1月16日リリース以降どんどん利用者が増え話題を集めていますがなぜこのclubhouseが話題となっているのでしょうか?それは3つのことから理由を考えることができます。
招待制によりユーザー制限がかかっている
まず一つ目は「完全招待制」という点です。
誰でも参加可能ではないだけに多くの人が「中で何が起きているのだろう?」と興味を持ちます。また一部の著名人の中で会話がされるためそこに参加することで「特別感」を味わうことができます。
ライブ機能のみで録音もされないため、よりリアルで生の会話が聞ける点が魅力的です。
気軽に生の声を聞ける
Clubhouseはとても簡単な機能性で、「フォローしてる人が開いてるroomに1クリックで参加する」ただそれだけなのでいつでもどこでも気軽に自分の好きな人の声を聞くことができます。
発信者の許可がない限りリスナーは発言ができないため発信者側も余計なストレスを味わわずに済みます。まさに「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」という開発者の理想が詰まっています。
人の温度を家にいながら感じることができる
これがもしかすると最も大きい理由かもしれません。
現在新型コロナウィルスの影響で多くの人が今もなお在宅する期間が続いています。今まで当たり前にできていた人とのコミュニケーションが難しくなってきています。その時にこのclubhouseを開くと人のリアルな生活音や、雑談を聞くことができ「人の温度を感じる」ことができます。
このclubhouseというSNSは単純に亜新しい形のSNSというだけでなく現在の世界中の人が本ん質的に必要としている「人の温かさ」を感じることができるアプリでもあるのです。
clubhouseの今後の展望
今後clubhouseは、利用者制限や、インフルエンサーのマネタイズの仕組み、Android版のリリース、翻訳機能、様々な拡充がされることが期待されています。まだリリース1年未満でここまで話題になるのはそれほどこのアプリの潜在的パワーが物語っていることだと思います。
Clubhouseは今後、SNSの新しい市場を担っていくことになりそうです。