- ブログの開設方法がわからない。
- 解説する時にどんなツールが必要でいくらかかるかわからない
- 準備するのは結構大変なイメージ
今回はこういった疑問について解説していきます。
想定読者
- これからブログを始めようとしてる人
- 最速でブログ開設をしたい人
- ブログの開設方法から収益発生までの流れを一気通貫で知りたい人
この記事は、
これからブログを書こうと考えている人、過去にブログを書こうとしたけど手順が複雑で挫折したことがある人、何から手を付ければいいかわからない人、稼ぎたい人
などの後押しをする目的で書かれています。
この記事を読むことのメリット
- ゼロからブログ公開までを一人でできる
- 簡単にきれいなサイトを作ることができる
- 収益の流れを理解できる
ブログサイトを作って実際に公開してみよう
ブログサイトを作って公開するまでの流れは以下の通りです。
手順
- パソコン・ネット環境・1,500円を準備する
- サーバー契約をする
- ドメインを取得する
- WordPressをインストールする
- テーマをインストールする
- ASPを登録する
- 記事を執筆する
- 公開する
1つずつ解説していきます。
ブログの始め方① 3つのものを準備する
- パソコン
- ネット環境
- 1500円
まずブログを始めるのに必要なものはこの3つです。3つ目の1500円は人によって100円、200円ほど誤差があります。
パソコンは文字が打てれば何でもいいですが、これから記事を書いたり調べ物をしたりツールを使ったりと、たくさん使用するので使いやすいものを用意するといいです。すでにパソコンをお持ちであればそちらを最初は使っていきましょう。
ブログの始め方② サーバー契約をする
ネット上に公開されてるブログやWEBサイトはすべてサーバーを経由して公開されています。ここではサーバーの説明を割愛しますが簡単に言うと「データを保存してる大きな倉庫」みたいなイメージです。
調べ物をするときURLを叩いてサイトを開きますが、その時サーバーに「リクエストを要求」しており、そこで要求されたものをサーバーが「レスポンス」しています。つまりサイトを公開するには必ずサーバーを用意しそこにデータを格納しておく必要があります。
サーバーは自分でも用意できますが大抵はレンタルサーバーを借りて用意します。今回のブログ開設もレンタルサーバーを使っていきます。
おすすめのレンタルサーバーの比較については別記事にて解説します。 続きを見る
【今日から始められる】レンタルサーバーのおすすめ5選を厳選紹介
早速サーバー契約をします。筆者はXserverビジネスを使用しています。
最初はエックスサーバーの契約からドメイン取得、WordPressインストールまで一気に解説していきます。
エックスサーバーにアクセスする
新規申し込みを選択
プランを選択
WordPressクイックスタートを選択
確認しましたを選択
契約期間とドメインを決める
最初登録するドメインは永年無料で使用できます。各項目を入力
WordPressの情報を入力
登録したメールから確認コードを取得して認証
設定完了メールを開く
サーバーのログイン情報を取得する
ブログの始め方③ ドメインを取得
※今回はエックスサーバーを契約するタイミングで同時にドメインも取得しました。
その他有名なドメイン取得ができるサービスは別記事にて解説してます。
【ブログ初心者】誰でも簡単に独自ドメインを取得できるおすすめサイト5選
続きを見る
ブログの始め方④ WordPressをインストール
サーバーを契約した際に届いたメールからサーバーの管理画面を開きます。
サーバー管理を選択
ドメイン設定を選択
「ドメイン設定追加」を選択
登録したドメインを入力
登録ができたら一覧に表示される
登録直後は「反映待ち」となっていますが、1時間ほどしたら消えます。そしたら次は「WordPress」→「WordPress簡単インストール」に移ります。追加したドメインを選択
WordPressインストールを選択し、項目を埋めていく
インストールが完了したらWordPressの管理画面に移ります
初期テーマが反映されていたら完了!
ブログの始め方⑤ テーマをインストール
WordPressのインストールが完了したらテーマをインストールして有効化していきます。WordPressでサイトを構築する際大きく3つの方法があります。
- 公式が用意しているテーマを使用
- 第3者が開発したテーマを使用(無料/有料)
- 自分で開発
基本的には第3者が開発したテーマを使ってサイトを作っていくことがほとんどで、オリジナルのサイトを作り込んでいく際にテーマのカスタマイズを行っていきます。0からサイトを作っていくのは時間がかかり、初心者の間は難しいので今回は無料で使える有名なテーマ「Cocoon」を例に開設していきます。
Cocoonのサイトにアクセス
親テーマをダウンロード
子テーマをダウンロード
管理画面からテーマをインストールする
新規追加
テーマが反映されたら完了!
その他の有名なテーマ(一例)
ブログの始め方⑥ ASPを登録
ASPはAffiliate Service Providerの略で成果報酬型広告を提供してる会社のことです。
簡単にいうと、アフィリエイトリンクを取得するために利用する場所です。ブログで収益を生むためにはこのアフィリエイトを利用することが必須です。(その他Google広告などもある)そこで有名なASP会社に登録していきます。
主要ASP会社一覧
どの会社に登録した方がいいかは、自分が書いていくブログのテーマの商材を扱ってる会社を選びます。特にまだ決めてない人はとりあえず全部登録しておき、商材を色々探していくのもいいですね(筆者は、全部登録してそこから商材を選んでいます。)
ここで登録して発行したアフィリエイトリンクを自分のブログ記事に埋め込んで集客していきます。
自分で発行したアフィリエイトリンクが踏まれて商品が購入してきた場合収益が発生します。
ブログの始め方⑦ 記事を執筆
準備が整ったところで記事を書いていきます。記事はWordPressの管理画面から投稿していきます。
「投稿」→「新規追加」から入稿していきます。
投稿は「Gutenberg」と「Classic Editer」の2つの方法があります。Gutenbergの方が新しく実装された入稿形式でClassic Editerが旧式の入稿形式です。
入稿方法は個人のやりやすい方で問題ないですが、筆者はClassic Editerの方が使いやすくそちらを利用してます。
ブログの始め方⑧ サイトを公開
記事が完成したら早速公開してみましょう。
公開したらパソコン、スマホ両方でデザインが崩れてないかなどの確認をします。通常サイト流入は、スマホ7割、PC2割、タブレット1割の割合が多いのでスマホのデザイン性が特に重要です。記事を入稿してるときはパソコンが多いのでついついスマホの形が崩れるといったことが起きるので、念入りに確認しましょう。
ブログで収益化の準備をしよう
ブログで収益を生むには大きく2つの方法があります。
- Googleアドセンスに登録
- ASPのアフィリエイトリンクを設置
Googleアドセンスに登録
一つ目はGoogleアドセンスによる収益化です。一定数記事が溜まっていくとGoogleアドセンスの審査を受けることができ、無事審査が完了すると自分のサイトに広告を貼ることができます。
Googleアドセンスは「クリック報酬型」で収益が発生し、1クリック当たりおよそ2円〜4円ほどの収益です。
Googleアドセンスに登録する。
ASPのアフィリエイトリンクを設置
次に先ほど紹介したアフィリエイトによる収益化です。こちらは先ほど登録したASPの会社から得たアフィリエイトリンクをブログ内に貼り、そのリンク経由で商品が売れた時に収益が発生する「成果報酬型」の広告です。アフィリエイトリンクの中にもクリック報酬型のものもありますが多くは成果報酬型です。
この両者の違いは大きく2つあります。
- クリック報酬型は収益を得るのが容易だが、単価がとても低い
- 成果報酬型は収益化が難しいが、単価が高い
最初はGoogleの審査を合格するのを目標に記事を書いていき、合格したら広告を貼ってみるといいですね。しかし、広告をたくさん貼るとサイト全体が鬱陶しくなり、ユーザーが離脱してしまうリスクが高いため広告を貼る感覚がわかった段階でGoogle広告は非表示にするのが賢明です。その分アフィリエイトの広告を駆使していきましょう。
便利なプラグインを用意しよう
WordPressでは、効率よくサイトを構築するために便利な拡張機能である「プラグイン」がたくさん用意されています。中でも最初に入れておきたいプラグインをいくつか紹介します。
ブラグインは「管理画面」→「ブラグイン」→「新規追加」からダウンロードできます。
おすすめプラグイン
- Classic Editor 旧型のブログ入稿ができる
- Contact Form7 お問い合わせフォームを簡単に作れる
- XML Sitemaps サイト情報をGoogleのクローラーに伝える
- Table of Contents Plus 目次を自動生成する
- PS Auto Sitemap サイトマップを自動生成する
おすすめのプラグインの紹介は別の記事で詳しく解説してますので、よければそちらを参照ください。
【初心者必見】今日から使えるWordPressのおすすめプラグインを解説|簡単設定
続きを見る
あると便利なツールを紹介
ブログはただ闇雲に思い立ったことを書くのではなく、より戦略的に書いていくことで大きな成果に結びつくとされています。その中でブログ執筆に役立つツールを紹介します。
【導入必須】
- Googleアナリティクス サイト内でのユーザーの動きを計測してくれる
- Googleサーチコンソール どんな検索ワードで流入してきたかがわかる
- Google広告 キーワードの検索ボリュームを調べられる
- ラッコキーワード 関連ワードを調べられる
【あると便利】
- Googleトレンド キーワードの検索状況トレンドがわかる
- Page Speed Insight サイトのスピードが測定できる
- シミラーウェブ サイトの流入状況がわかる
- SEOチェキ サイトのインデックス数がわかる
- 文字数カウント 文字カウントができる
- ランクトラッカー(有料) キーワードに対する検索順位がわかる
【時々使用】
- 共起語検索 キーワードの類似ワードを調べられる。
ツールはこの他にもたくさんあるので興味が出たタイミングで調べてみるといいですね。しかし最初はたくさん導入すると使いこなすのが大変になるため、最低限必要なツールだけ使って、記事執筆に集中するのをおすすめします。
たくさんの人に読まれる方法を知ろう
たくさん記事を書こう
最初はたくさん記事を書くことが重要です。継続的に記事を書くことはとても地道で大変ですが、分析したり、デザインを拘ったりするのも記事をたくさん書くことで生きてきます。
もちろんただ闇雲に書くと中々思うような成果には結びつかないかもしれませんが、そもそも記事を書かないことには何も生まれないため、最初は深く考えずやってみることから始めてみましょう。慣れてきてどんどん知識を増やしていきたいと慣ればそこから改めてブログ執筆のコツを勉強し始めるといいですね。
ブログで大事なのは「キーワード」
記事を書く上で重要な考えの一つにキーワードの種類があります。一般的にキーワードには3タイプの種類があります。
ビッグキーワード 例:「ブログ」「ダイエット」「お金」
ミドルキーワード 例:「ブログ 始め方」「ダイエット 短期間」「お金 税金」
スモールキーワード(ロングテールキーワード) 例:「ブログ 始め方 初心者 手順」「ダイエット 短期間 家で」「お金 税金 確定申告」
ビッグキーワードは単語一つでのキーワードで、たくさん検索されているキーワードのことを指します。ミドルキーワードは単語が2つで構成されているキーワードで検索数もやや多いものです。ロングテールキーワードは、単語が3つ以上で構成されているキーワードで検索数は少ないです。
ビッグキーワードになるほど検索数が多いが対象も広いです。スモールキーワードになるほど検索数が少ないですが、対象が狭く明確です。
キーワードに関しての解説は別記事で詳しく話しますが、こういった特性を理解した上でブログを書いていくと成果に結びつきやすいです。
【初心者向け】ブログのキーワード選定方法と使えるツールを解説
続きを見る
SEO以外のSNSも活用する
SNSごとにユーザーの傾向が異なる。チャネルを増やす
ブログは基本的には検索結果からユーザーが流入することで記事が読まれます。この時、検索結果の上位表示されたサイトから大抵見られます。
つまり、検索結果の上の方に自分のブログがくることが、より多くの人に見てもらう方法のため、常にブロガーは上位に表示されるように奮闘してます。この上位に表示されるようにサイトを構築していくことをSEO(Search Engine Optimize:検索エンジン最適化)と呼びますが、ブログを運営していくにはこのSEOの知識がとても重要です。
しかし今はこのSEO以外にも様々な媒体から流入が見込めます。Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、TikTokなどたくさんのSNSがありますが、ここからブログに誘導することも可能です。
基本は検索されることでブログが表示されますが、今はGoogle以外にも検索される媒体は増えているためSNSを活用して色々な場所からサイトが見られるように工夫するといいですね。
まとめ
サイト公開の流れ
- パソコン・ネット環境・1,500円を用意
- サーバー契約
- ドメイン取得
- WordPressインストール
- テーマインストール
- ASPの登録
- 記事執筆
- サイト公開
収益発生の準備
- Googleアドセンスに登録
- ASPのアフィリエイトリンクを設置
便利なプラグイン
- Classic Editor 旧型のブログ入稿ができる
- Contact Form7 お問い合わせフォームを簡単に作れる
- XML Sitemaps サイト情報をGoogleのクローラーに伝える
- Table of Contents Plus 目次を自動生成する
- PS Auto Sitemap サイトマップを自動生成する
便利なツール一覧
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
- Google広告
- ラッコキーワード
- Googleトレンド
- ページスピードインサイト
- シミラーウェブ
- SEOチェキ
- ランクトラッカー(有料)
- 共起語検索
たくさん読まれる方法
- 有益な記事をたくさん書く
- 適切なキーワードを押さえる
- SNSを活用して流入経路を増やす
長くなりましたが今回は以上です。ありがとうございました。