先日映画えんとつ町のプペルを見てきました。2020年12月25日の当日に一度、そして1月4日にもう一度、計2回観てきました。そこで映画を観て感じたこと・学び・注意すべき点などを勝手にまとめました。
※YouTubeでも感想と自分の夢を同時に話してます。お時間ある人見てみてください
映画えんとつ町のプペルを見た感想
率直に映画を見て感じたことがこちらです。
- ブルーノという強い背中がルビッチの挑戦する気持ちを後押しした
- プペルという友達の存在がルビッチにとって強力な支えとなった
- アントニオのような一度挫折した人からの批判が障壁となってルビッチの挑戦の前に立ちはだかる。
- 異端審問会のような同調圧力を持つ大衆のパワーはすごく挫折の大きな要因になる。
- 注意一:被害妄想になることを避ける
- 逆に自分が批判しないように気をつける。
ブルーノという強い背中がルビッチの挑戦する気持ちを後押しした
これは自分が挑戦する時の目標となるものや最初に挑戦しようと思ったきっかけ・動機に近いものと思いました。
挑戦したい時は、自分一人で何かしたいと思うよりは、最初は誰かの影響でやりたいことが見つかるものだと思います。それが親父なのか友人なのか有名人なのかそれぞれですが、そういった存在を心の中に持つことは大切だと感じました。
元気な時はその存在にもっと近づきたいと思いますし、落ち込んでる時は、その存在が心の支えになると思います。
プペルという友達の存在がルビッチにとって強力な支えとなった
これは「一緒にやる」というところが肝で、挑戦する時してる時、しようと思った時に自分一人だと中々できなかったり、すぐに断念してしまうことが多いと思いです。
しかし一緒にやる人がいると自分だけリタイアするのは申し訳ない、あいつも頑張ってるから俺も頑張ろうといった気持ちになります。
映画のシーンではどちらも周りから白い目で見られていたもの同士だったので逆にそれが2人の結束を強めているように見えました。そういった切っても切れないっ関係は難しい挑戦をすればするほど重要になるはずです。
アントニオのような一度挫折した人からの批判が障壁となってルビッチの挑戦の前に立ちはだかる
これは今で言うSNSの誹謗中傷や近くの人からの助言などが当てはまるかもしれません。
確かに挑戦するとき必ず批判はつきもの。映画では「俺が夢を諦めたんだからお前もいつまでも夢追いかけてるんじゃねえよ!」という立場での批判でしたが、これを現実に当てはめてみると「(やったことないけど)どうせ無理だからお前のためを思って言うけど止めたほうがいいぞ!」という立場で批判してくる人が多い印象です。
どちらかというと後者の方が良かれと思って発言してる分タチが悪いです。相手は良しと思ってアドバイス感覚で言うためこちらも気を悪くしたくなく、挑戦を一度断念してしまう時があります。
これに屈しないためにもブルーノやプペルのような存在を自分の中で持ち、そういった存在に出会えるよう常に自分を高めることをしていかなければいけないと感じました。
異端審問会のような同調圧力を持つ大衆のパワーがすごすごく挫折の大きな要因になる
異端審問会のような存在は特に日本には根強くあり、それが「同調圧力」と言われる時もあれば「協調性」と言われる時もあるので難しいですね。笑
ただ、こと挑戦に限って言えば圧力の方がしっくりきます。これはどうしても起こるのでそれに屈しない心を持つか、そもそも気にしない、意識から外す心を持つかが必要なのかと感じました。これに付け加えて注意点が2つありました。
- 注意点①:被害妄想になることを避ける
自分だけ批判されると感じることはあまりいいことではないと思いました。こう感じてしまうと意識が狭くなるのでせっかく近くにいたブルーノやプペルのような存在に気づかないことになってしまいます。 - 注意点②:逆に自分が批判しないように気をつける
周りに批判されるとなると、同じように自分も認めてくれない周りに対して批判してしまいます。これをしてしまうとお互いがマイナスの感情を持ってしまうのでそれは避けないといけないと強く感じました。
えんとつ町のプペルを観て得た4つの学び
映画を観ての学びが4つありました。
- 挑戦することの大事さ
- 信じ抜くこと
- 仲間の大切さ
- ロマンを持つこと
挑戦することの大事さ
一番はなんといっても挑戦することの大切さではないでしょうか?
絵本や映画を通じて、常々挑戦することの大切さを説いていました。誰も見たことない空の向こうに輝く星が信じ、それを貫いていく様は見るものを感動させます。
自分ごとと置き換えた時は、大きなことである必要はなく、
- 積読してた本を読み切ること
- 習おうと思って買ったけど使ってない電子ピアノをもう一度開いて練習する
- タンパク質料理の本買ったけど結局本棚で埃かぶってるのをもう一度キッチンに出してみる
といった小さなものだと思います。挑戦したその先に自分が望むものってあるよね?ということを純粋に感じて欲しいというメッセージを映画を見て感じました。
話は少し逸れますが、批判や悪口に恐れを持つのは「そもそもその域まで達してからでいいのでは?」とも感じました。挑戦する時は基本的に
挑戦する上での一連の環境の変化
- 自分の気持ちに変化が起きる
- 行動し最初の一歩目を踏み出す
- ある程度継続する
- 最初の挫折を経験
- 挫折を乗り越え軌道に乗る
→ここで周囲に気づかれ賞賛と批判が発生。そこで挫折するか挫けず信じ続けるか
といった段階があります。批判されることの前にそもそも結構な階段登らんといかんよね?という話で、まずは本買うとか、動画見てみるとか、トレーニングウェア着ると言った日常に変化を入れるあたりからできればいいかと思いました。
信じ抜くこと
一度信じた自分の夢や目標はずっと信じ続けること。
取り組んでる途中に「やっぱり無謀だったかも・・・」と魔が差す時が来ますが、それでも一度挫けながらでももう一回起き上がって頑張ることは大事だと感じました。
「どうせできないような無意味なことはしたくない」「どの辺りで続けるか止めるか判断したらいいの?」といった気持ちもありますが、個人的にはやり通したと胸張って言えることより積読やそんなに使い込んでないランシューがあるなどの途中で止めたことの方が多いので、止める基準を考える前にまずはやり続けることに全集中していこうと思いました。一度やろうと思ったことなので、やり続けて後悔することはないはずです。
仲間の大切さ
新しいことに挑戦していると辛い時がやってきます。僕自身ブログを初めてやり始めて最初の3記事目あたりで「キツいしなんでやってるのかもよくわかってないし止めようかな・・・」と思ってました。
その時友人に電話して色々近況報告をしてると「もう一回やるか〜〜!!」とまた継続することができました。
一緒にやる人や応援してくれる仲間がいるとそれが大きな支えになりますし、仲間のためにも頑張ろうと勝手に使命感のようなものを抱くようになりました。もちろん一人で頑張る時間の方が多いですが、あいつも頑張ってるから自分も頑張ろうという気持ちはとても大切です。
「自分にはそう言った人がいない、、」という人もSNSで同じことに挑戦してる人とつながればいいですし、Tenkoでよければいつでも支えになります!笑一緒に頑張りましょう。
ロマンを持つこと
映画の中で出てきたスコップのポリシーが個人的に最高にかっこよくシビれました。
何かやる以上そこに自分なりのロマンがないと面白くない。これにすごく共感できて、ロマンを想像するだけでエネルギーになりますし、毎日の活動に華が生まれます。無心でルーティーンのように繰り返すのもいいですが、活気があって希望があってロマンがある方が豊かになると思ってます。
ここまで映画えんとつ町のプペルをみての感想やそこから学んだことを紹介してきましたが、同時に気をつけるべき点についても紹介します。
映画を観る上で気をつけること3つ【汎用性あり】
鵜呑みにしない
これは今回の映画に関わらず大切なことですが、一つの情報を鵜呑みにすることは危険でもあります。
挑戦すれば当然リスクを同時に背負うことになりますし、仲間を持てば今までなかった責任感も同時に背負います。目標とする存在を決めたらその存在に依存してしまうリスクも生じます。
何事も良い面とそうでない面が表裏一体であるため自分で考えることができずに「あの人が言ったことだから正しいだろう」と短絡的に決断することはその思考自体が危険だと考えます。
えんとつ町のプペルをあえて穿った見方をすると異端審問会がいることで街が250年間外側の迫害から免れていたが、ルビッチの単独行動により再び中央銀行から目をつけられ迫害の対象に今後なりかねない。つまり勝手に行動したルビッチは良くない人物として一生そのレッテルを貼った人生を送る。
みたいな考え方もできなくはないです。常に中立に物事を判断する思考は持つべきだと学びました。
今でしょ!林先生の「日本一受けたい授業」
リスクの把握
一つ目の話と被る点がありますが、行動を起こす際、それをしたことで考えられるリスクを把握することが大事だと学びました。
- 選択しなかった道を選んだ場合の機会損失のリスク
- 選択したことで失ったもの
- 失うであろうコスト(時間や環境など)
- 発生する新たなコスト
こうしたものを「分かった上でそれでもこれをやろう」と考えることができたら強いと感じました。
いつまでも検討ばかりしてると動かない損失が大きいので思ったら行動すれば良いですが、行動しながらリスクについて考えることでバランスが取れた選択ができます。両方考えることが苦手な場合は周りの人に相談しながら知恵を借りるなどして補填していきましょう。
逆に批判しない
自分が周りに批判されると心が穏やかではなくなるので逆に自分が周りを批判する立場になってしまいます。これが一番不毛な争いで、どちらも得をしないlose-loseな関係になってしまいます。
自分は自分の課題に向き合い相手がどれだけ批判してきてもそれは相手の課題であって自分とはなんの関係もないのでそこは同じように批判するのではなく「今に見てろ!」と心の中で思うだけで自分のやるべきことを眈々とやっていきたいものです。
まとめ
個人的にはえんとつ町のプペルには続編があると聞いたので、まだまだ知らなかったことや回収されなかった伏線の話を楽しみにしながら自分自身夢に向かって進みたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。