- ヒートマップツールを活用したいけど使い方がわからない
- 無料で使えるヒートマップツールを探している
- ヒートマップ以外に、クリック数やエンゲージメントの数値も計測したい
今回はこのような疑問を解決していきます。
先に結論・記事の内容(大枠)
- Ptengine の導入方法解説
- Google Tag Managerの設定
- タグ発火確認
- イベント・コンバージョン設定
- 取りたいイベントを決める
- どのアクションをコンバージョンか決める
僕は普段とあるベンチャー企業でフロントエンドエンジニアとして働いています。エンジニアになる前は2年ほどWeb広告代理店のマーケターとして働いていました。
無料で使えるヒートマップツール「Ptengine」について
Ptengineは無料機能でヒートマップを使用できるツールになります。
サービスページはこちら
無料版だと1ページのみ、月3000pv分の計測が可能です。
Ptengineで計測できること
- サイト流入数
- 流入元
- 端末情報
- 閲覧されたページ
- 地域
- サイト内に設置したイベント(ボタンクリックなど)
- ヒートマップ情報
上記内容が無料版でも計測可能です。
Ptengineの登録方法
こちらから登録ができます。メールアドレスが必要です。
登録が完了したらログインをして早速使ってみましょう。
計測の設定方法
Ptengineの設定方法を順にお伝えします。
- 新規プロジェクトの追加
- タグの設置
- イベント設定
- ヒートマップの確認
新規プロジェクトの追加
プロジェクトを追加します。
ヒートマップを導入するサイトのURL、サイト名、サービス内容を入力し「完了」ボタンを押します。
タグの設置
プロジェクトが完了したら次にPtengineのタグを設置します。
タグはGoogle Tag Manager(GTM) を使って設置します。
GTMの設置方法は下記記事を参考に行なってください。
参考【初心者向け】Google Tag Managerの設定方法を徹底解説
続きを見る
記事内の「発火させるタグを作成」以下でタグの設置方法を解説しています。
記事ではGA4を例に解説していますが、今回は独自のタグになるので「カスタムHTML」の項目からタグ設置を行ってください。
↓タグ設置の様子
イベント設定
タグの設置が完了したら、イベント設定をして行きます。
イベントとは、サイトに訪れたユーザーがボタンをクリックしたり、サイトの要素が閲覧されたなどのユーザー動作によって引き起こされるもののことを指します。
イベント設定をすることで下記のようなことがわかるようになります。
- 特定のボタンが押された回数を知りたい
- 特定の要素まで画面スクロールされたか知りたい
設定手順
- Insight → イベント設定
- 「イベントを設定したいURLを記入してください」にサイトURLを入力
- 設定したいイベントをクリック
- イベント名、その他詳細を入力してイベント作成
- 作成後Insightページに戻る
- イベント分析ページに設定したイベントの計測結果が表示される
ヒートマップの確認
ヒートマップの確認をします
Insight→ヒートマップ→サイトURLクリック
をすることで確認ができます。
日付設定、端末設定、ページ設定などがそれぞれ変更できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は無料で使えるヒートマップツールの紹介でした。
個人で運営しているサイトや、まだ立ち上げたばかりで費用をそこまでかけたくないが簡単な計測をしたい方にとってPtengineはおすすめできるツールになります。
ぜひこちらを参考に設定してみてください!今回は以上になります。