- 何かやろうと思っても気づいたらYouTube見たり、昼寝したり、テレビ見て時間がすぎてる
- 時間の管理がうまくいかなくて悩んでる。
- 時間をうまく活用するためにはどういったことを意識したらいいんだろう?
今回はこういった疑問について解説していきます。
僕は高校まで野球を10年間していました。大学受験を控えた高校3年の時、野球しかしていなかったため偏差値は35でテストで学年最下位をとったこともありました。そこから国立大学に行くぞを決意して、見事偏差値35だった9月からの半年弱の期間で新潟大学の経済学部に合格しました。慶應や東大といった名門というわけではないですが、自分の中で「国立大学」という一つのラインをクリアできたことが当時はとても嬉しかったです。
その時に少ない期間を限りなく有効に使うために何をすべきか?
を真剣に考え実際に実践していたことがあるのでそれを今回解説します。
想定読者
- これから何かに挑戦しようと考えている人
- 決められた期間で成果を出したいと考えている人
- 特に目標とかはないが無駄な時間を少しでも減らせないか考えている人
自分の1日の過ごしてる時間を把握する
まず自分は1日24時間をどのようなことで過ごしてるのかを把握します。これはできる限り分単位で想像できるといいです。基本的に人間は半分以上が習慣で過ごしてると言われています。習慣は意識するまでもなくおこなっていることなので中々いざ振り返った時に思い出せません。歯を磨いてる、排泄、二度寝、SNSチェック、漫画、通勤・通学、お風呂、こういった何気ない日常生活を振り返ってみます。
次にそれらを合計10種類程度のカテゴリーに分けます。僕の場合だと
- 睡眠
- プログラミング勉強
- Uber Eats の配達
- 飯、風呂、ダラダラしてる時間、遊び
- 外出
- 読書
- 移動
- 仕事
- ブログ
- 英語学習
このような項目に大きく分けました。この項目は今の自分の環境や自分が何をメインに生活してるかで分け方も変わってくるので、自分なりに考えてみてください。カテゴリーは10種類程度が望ましいです。少なければそれでも問題ありません。
1日の行動を記録する
次に、先ほど分けたカテゴリーをもとに1日の行動を毎日記録していきます。使うものは大学ノートと色鉛筆です。各カテゴリーに色を適当に割り振り、大学ノートの1行を24時間軸にして、時間の経過とともにその時やっていたもので色を塗っていくというものです。
実際の僕のノートがこんな感じです。
それぞれの内訳は、
- 睡眠:青
- プログラミング勉強:赤
- Uber Eats の配達:緑
- 飯、風呂、ダラダラしてる時間、遊び:黄色
- 外出:ピンク
- 読書:紫
- 移動:白
- 仕事:オレンジ
- ブログ:黄緑
- 英語学習:黒
となっています。
この色分けした行動をノートに塗っていくことで自分の1日の何気ない過ごし方も全て可視化され、今何に時間を使っているのかがすぐにわかります。
普段意識しないで気づいたら1時間2時間時間潰してしまったという経験は誰しもあると思います。毎日は難しくてもこの記録をすることで時間の使い方に対する意識が大きく変化しました。
受験当時は起きてる時間は飯と風呂と通学以外は全て勉強に当てようと考えていたのでそれを管理するためにこのノートで記録するやり方を自分で考えて試しました。
環境を整える
実際にこのノートを記録し始めて感じたことは、小さなスキマ時間が積み重なって24時間のうちの大きな時間をいらないことに使ってたんだと気づきました。
ご飯を食べて少しYouTubeを見て休憩、外から帰ってきて一旦テレビを見る。仕事が終わりちょっとだけ買い物に行き、その帰りに気になってた雑誌の立ち読み(ジャンプ)、などなど
時間は目に見えないからこそお金に比べ軽視しがちです。しかしそのお金を稼ぐには時間が必要なわけで、時間を意識することは結局お金を稼ぐことにつながると気づきました。
中々見えないものを記録するのは難しいですが、僕はこのノートをつけ始めてから少しずつですがムダな時間を過ごさないように気をつけようと考えるようになりました。
どうしても休憩する時近くによく見る漫画やテレビ、スマホの中にはSNSやYouTubeなどがあるとついつい数十分見てしまいます。環境を整えるためにSNSはパソコンにインストールしてスマホからは消したり、家で作業するときは場所を毎回変えてすぐテレビや漫画が見れるところに居ないようにしたり、うまく設計してみましょう。
自分を縛らない
環境をうまく設計できたら今までより余計な時間の使い方は減ってくるはずです。とは言っても全くのゼロにするのは難しいので、休憩時間が長くなってしまった自分を責めたり、時間で細かく縛って行動を制限するのはなるべくない方が長期的にみて継続しやすいです。
人間は行動するとき、外からの刺激より内から来る動機の方が強く長く影響します。時間を決めてその時間が来たから行動するとなると外からの刺激のため習得するのに時間がかかります。それよりも内から「よし、今から勉強しよう」と思う回数を増やした方が最終的にはプラスに働きやすいです。
個人差はあると思いますが、自分を縛るわけではなくあくまで内発的に時間を有意義に過ごそうと意識することがいいのかと考えています。
まとめ
新しいことや前挫折してもう一回トライしてみようと思ってる人はたくさんいると思います。その時、目に見えない時間を意図的に可視化して、それを常々記録することでより有意義な生活ができることを願っています。
今回は以上です。ありがとうございました。