プログラミング

【脱初心者向け】模写コーディング終了後の勉強方法を解説

  • 模写コーディングの練習が終わったら次は何をしたらいいんだろう?
  • いつまでも模写コーディングやってられないと思ってるけど、どのくらいで次のステップに行った方がいいんだろう?
  • 模写コーディングって実際どれくらい数こなしたらいいの?

今回はこういった疑問について解説していきます。

先に結論から申し上げると、模写コーディングの練習が終わったら「オリジナルサイトの制作」に取り掛かりましょう。オリジナルサイトというのは

デザイン・企画・コーディング・サーバーアップロード・更新

これらを全て一人で行うことを指しています。

「え、いきなりハードすぎないか???」と思われた人、ご安心ください。今回はなぜこのオリジナルサイトを制作すべきなのか、そしてこれらを行うとどう言ったプラスのことが起こるのかを解説していきます。

早速見ていきましょう。

オリジナルサイトを作る理由

模写コーディング後にオリジナルサイトを作る理由がこちらです。

  • 自分の今の実力を相手に一目で理解してもらえる
  • アピールができる
  • 総合的なスキルが身につく
  • 自信につながる

自分の今の実力を相手に一目で理解してもらえる

案件獲得を目指して動く時に重要となるのが「自分は何者か?」という自己紹介を簡潔に正確に相手に届けることです。その時にオリジナル制作したポートフォリオサイトが一番効果的です。サイト自体が本人の力量を指名しており、その中に自身の経歴や取得スキルを書くことでどういう人物かをすぐに把握することができるためです。履歴書のような役割を果たします。

アピールができる

ポートフォリオには自由なデザインや好きな文言を書くことができるので自分の持っているスキルを存分に反映させることができますし、何より大きなアピールの場になります。テキストでの提案では中々伝わらないことでもサイトに表現することで幅広く自分をアピールできます。

総合的なスキルが身につく

1からデザイン・コーディングをしていくと今ままでの模写コーディングとは違い様々な障壁が待っています。模写では気づかなかった微妙な配慮がオリジナルサイト制作には必要になってくるため、今まで以上に繊細なスキルが求められます。こうした総合的なスキルが身につくのもオリジナルサイト制作の良い点です。

自信につながる

「自分一人で成果物を作った!」という経験は何者にも変え難い自信になります。今までスキル習得に向けてインプットがメインで学習していましたが、それをアウトプットする場がオリジナルサイト制作のため自分んで作ったという大きな経験が自信になり、その後の活動を後押ししてくれるはずです。

一人で完成させるべき理由

サイト制作は組織単位で行うことが多いかもしれません。しかし個人で活動するとなると大抵は一人で全ての工程を踏むことになります。また、複数人で活動することになったとしても他の業務ができることで全体の生産性は大きく高まります。

  • 一通り一人でできることで希少価値が高まる
  • 分業で仕事をすることがあまりない
  • 最終的に自分でサイトを作り集客できるノウハウが貯まる。

一通り一人でできることで希少価値が高まる

「デザインだけ」「コーディングだけ」という人材よりも「デザインからコーディングまでできます。」という人の方が希少価値が高いのは自明です。また、依頼する側としてもどちらもできる人の方が信頼やコストの面で依頼しやすいでしょう。その道一本で生きていく!!!という強い動機があれば話は別ですが。そうでなければぜひ一通り一人でこなせる人材を目指していきましょう。

分業で仕事をすることがあまりない

Web制作を個人でとる場合、ほとんどが単諾作業になります。一部だけの仕事の依頼は件数も、単価も少ない傾向にあります。大体が、デザイン・コーディングがセットだったり、サーバーアップまでをお願いされたりします。せっかくデザインができるのにサーバーの知識が全くなくお客さんの望むパフォーマンスが取れないとなるとすごくもったいないです。それぞれの分野で完璧を目指すのではなく、強みの分野を持ちつつ他の領域も最低限の知識を持つことが必要になります。

最終的に自分でサイトを作り集客できるノウハウが貯まる

クライアントワークはお客さんの要望を叶えるお仕事ですが、個人で制作する力があると自分で好きなサイトやサービスを公開することができます。仕事はクラウドソーシングなどのプラットフォームで請け負うより、同じ案件でも直接やりとるする方が報酬は高くなります。(プラットフォームへの手数料がないため)
自作のサイトを設けておくと、プラットフォームに依存しない仕事ができる準備が整います。

実際の案件獲得の流れ

模写コーディング後の実際の案件獲得までの流れや案件の獲得方法がこちらになります。

  1. ポートフォリオ作成
  2. 友人・知人にWebサイト作ってほしいという相談があればそこに提案
  3. クラウドソーシングサイトを使って提案
  4. オリジナルサイトに問い合わせが来て受注
  5. SNSなどの発信経由で受注

1. ポートフォリオ作成

これを軸に営業活動を行なっていきます。自分の顔のような存在なので一番力を入れて製作しましょう。

2. 友人・知人にWebサイト作ってほしいという相談があればそこに提案

最初の理想はやはり知り合いにWebサイトを作りたいと考えている人に対して制作することです。自分自身実績作りの場になりますし、とは言いつつ初めてだから色々と不安という気持ちもあります。知り合いだとお互いに相談でき、価格や納品のレギュレーションなどで揉めるリスクも回避できます。

ここで経験した受注→納品までの流れを実際の他の営業でも生かしていけるといいですね。

3. クラウドソーシングサイトを使って提案

最も定番なのはクラウドソーシングサイトを介した営業です。このサービスは「仕事を探してる人」と「仕事をしてほしい人」をつなげる場のため案件がたくさん転がっています。単価は低いですが、実績を積む上で中々案件を獲得できないなどの場合、こう言ったサービスを利用することで営業活動がぐっと楽になります。もちろん提案文やどの案件を受けるかなどの吟味は最低限必要になります。

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4. オリジナルサイトに問い合わせが来て受注

ある程度実績が貯まったらオリジナルサイトに実績を貼りアピールの機会を増やしましょう。たまたま訪れた人からの依頼が来るかもしれません。ポートフォリオに記載することで、営業活動中や、次に紹介するSNS経由での案件獲得もしやすくなります。

5. SNSなどの発信経由で受注

実績ができ、ノウハウも貯まってきたらSNSを活用して情報発信をしていくとよりリードを獲得できるチャンスが広がります。Twitterなどでは日々発信をする人がたくさんいるため刺激にもなります。フォロワーを伸ばしたり、すぐに相談をもらうことが難しいですが、チャレンジすることで学びもたくさんあるはずです。

Web制作で持っておくといいスキル

仕事をしていく上で持っておくと重宝されるスキルをまとめました。

あると重宝されるスキルリスト

  • コーディングスキル
  • デザインカンプ制作スキル
  • デザインスキル
  • ノーコードツールスキル
  • ドメイン取得の仕方
  • サーバー周りの基礎知識

コーディングスキル

スキル各種:HTML/CSS/JavaScript/jQuery/WordPress

コーディングはweb制作をする上で根幹をなす部分になります。HTML/CSSから始まりJavaScript、JavaScriptのライブラリであるjQueryやその他のReact、Vue.jsなどの知識もあるとより優れたフロントエンドエンジニアになります。

web制作に限って言えば、WordPressの構築スキルも必要になってきます。WordPressはPHP言語で作られているためPHPの知識が必要ですが、WordPress専用のタグなどがほとんどのためWordPress用のPHP学習がメインになります。

デザインカンプ制作スキル

スキル各種:XD/Figma/cacoo

デザインカンプ制作はお客さんと最初の打ち合わせなどでどう言ったサイトにしていくかの話をする際、簡易でデザインを施したものを共有するために作ります。コーディングをする前の見た目の見本のようなものです。それを作る時に上記のようなツールを使用して制作します。お客さん側から「XDでカンプを共有してください」と言った要望をもらうこともあるので一通り使い方を習得しておくとスムーズに提案ができます。

デザインスキル

スキル各種:Photoshop/Illustrator

画像やサイトの見た目も含め、フォント、ロゴ制作などデザインに関わることはこの二つを使用して制作します。自分で作ることはもちろん、お客さんから素材をいただくときもPhotoshopやIllustratorのデータで共有されることもあるので使いこなしておくと仕事の幅が広がります。

ノーコードツールスキル

スキル各種:Wix/STUDIO/bubble/Jindo

ノーコードはコーディングスキルがない人でも手軽にサイト制作ができるツールになります。最近ではこういったツールを使って制作するお客さんも増えてきており、その上でサイトの改修をしてほしいや、今後お客さん側で更新などできるようにこのようなツールを使ってサイト制作をしてほしいと言った要望があります。頻度に応じて扱えるようになっておきましょう!

ドメイン・サーバーの基礎知識

サイトが完成した後に、ドメインやサーバーを契約しファイルをアップロード、無事サイト公開ができるようにサポートをすることもよくあります。デザイン・コーディングの他にこう言ったweb全般に関わる知識もあるとより信頼を獲得できるようになります。


この他にも様々な要望があります。案件を探していく上でどう言ったスキルが必要なのか日々アンテナを張ってチェックしていきましょう。

まとめ

Web制作では幅広い知識が必要になります。道のりはとても長く僕自身日々悪戦苦闘をする毎日です。一歩一歩進むことで新しい発見もあり、スキルもついてきて成長を感じれます。挫折することもあると思いますが、めげずに取り組んでいきましょう!

今回は以上です。ありがとうございました。

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てん

今:Webエンジニア【経歴】新潟大学 ▶︎ web広告代理店マーケ / 営業 ▶︎ 独立 ▶︎ Uber ▶︎エンジニア ■福岡出身27歳 ■記録&アウトプットとしてブログ書いてますm

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