- 何かやろうと思ってもいつもうまく計画が立てれない
- ついつい挫折しちゃって折角立てた計画が達成できた試しがない、、
- 節目でよく目標立てるけどいつも忘れてしまってる
今回はこういった疑問について解説していきます。
筆者は、建設的な見通しの立て方について今まで日々苦悩していきました。今までは、目標を日々掲げては未達成で終わっていたことがほとんどです。その原因は「見通し」を上手に立てていなかっためです。
見通しをたてるとは、例えば1ヶ月で5kg痩せる目標があったときに「今日は炭水化物我慢するぞ!」という意気込みでは100%目標達成できません。数字で、簡潔に、日単位で行動できる範囲まで落とし込む必要があります。その具体的な方法を筆者の体験談を元に見ていききます。
見通しを立てるとは?
皆さん見通しという言葉を一度は聞いたことがあると思いますがそれを元に毎日の行動を実行している人は少ないと思ってます。辞書で言う意味は
《「みどおし」とも》初めから終わりまで見つづけること。「朝からテレビの—だ」
さえぎるものがなく遠くまで見えること。また、その場所。「—のきく展望台」
人の心や目に見えない内面の物事を見抜くこと。洞察。「何でもお—だ」
物事のなりゆきや、将来のことを予測すること。「復旧の—がつかない」
引用元:Weblio辞書
などの意味があります。目標を達成する上では特に最後の意味を正しく理解したいです。将来の、直近1ヶ月の「見通しを立てる」ことが重要です。何となく炭水化物をなくすだけではその霧は全く晴れてません!炭水化物を何g抜いたらいいのか、最悪何g取ってしまっても大丈夫なのか、今の進捗までの達成率は?
そこまで把握できて初めて「見通しが立つ」と言えます。要は見通しを立てるとは「自分がゴールに対してどのくらいの位置にいて、今日単位で何をしたらいいのか」が明確に把握できている状態のことを指します。
そもそも目標の立て方は?
目標の立て方はずばり「理想の自分の姿からの逆算」です。ここで2つにわかれます。
- 自分の達成理想像を目標に設定する夢実現したいタイプ
- ちょうど頑張ったら到達できる位置に目標を設定する現実型タイプ
二つのどちらがいいかはその人の性格やライフスタイルによりけりです。ただ①は相当意思が固くないと達成は難しいです。(筆者の挫折はそれが所以です笑)まずは②から初めて徐々にストレッチを伸ばしていくことをお勧めします。
「少し高い目標」って具体的にどれくらい?
ここで自分に合った少し高い目標について具体的レベルについてです。これはズバリ「実力の+3割未満」です。
例えば1ヶ月10kg痩せたい人は1日あたり330g、大体3日で1kg痩せていかないといけません。その人が3日終えた段階で700gしか減っていなかった場合、それは目標が高過ぎという認識です。逆に1.3kg痩せていた場合それは目標が低過ぎという認識です。
2割までは誤差の範囲で修正可能ですが3割を超えると其れを返済しようとすると相当なエネルギーは必要になり、継続が困難になります。
つまり、必ず今の自分の身の丈にあった目標設定を心がけましょう。ただ、目標設定が①のタイプの人はそんな悠長なこと言ってられないので、次の具体的見通しの立て方を参照し一刻も早く行動していきましょう。
超具体的な見通しの立て方
ここでは私の普段の営業の仕事を例に立ててみます。※あくまで一例で実際とは異なります。
- 目標設定:筆者の12月までの目標は新規取引社数15社です。
- 筆者の商談からの受注率は10%です。
- 筆者の新規接触から商談までのアポ率は4%です。
以上のデータから、「日々のアクション計画」を立てます。例えば7月25日からスタートとして12月までの平日の稼働日数は85日。アポの接触方法をテレアポだとすると計算式は以下です。
15(取引者数)/0.1(受注率)/0.04(アポ率)=3,750(総架電数)
3,750/85=44(1日の架電数)
上記の計算より「一日単位の行動計画」立てることができます。
今まで「12月までに新規15社とるぞ!」という目標から「一日44架電するぞ!」という目標に変わります。あとは機械的に毎日毎日この目標をこなしていくことで勝手に当初の目標が達成できているということです。そしてこの見通しの立て方の最も大事なポイントは「自分が今現在どの場所にいるのか」が明確にわかることにあります。例えば一日50回電話ができたら目標達成率100%超え、40回なら達成率100%割れとその日その日で振り返りが容易にできる。これが見通しを立てる大きな利点ですね。
失敗しそうなときのリカバリーの立て方
ただ毎日の行動が明確でもどうしてもうまくいかないとき、借金が溜まってしまう時もありますよね。
その時は必ず目標は絶対ではないという認識を持つことです。(←ここ大事)
先ほど伝えた通り目標は自分の将来の到達地点で逆に言えば今は道半ばなので、挫折、未達が当たり前です。一番怖いのは心が折れて続かないことなのでそんな時は平気な顔して目標を修正しましょう。そのボーダーは3割の乖離が出た時ですね。修正して再チャレンジです。将来到達できればいいので今は想定の目標で何ら問題ないと思います。
また後日継続について書きますがまずは最初の指針を設定するところを大事にしていきたいですね!
終わりに
とかいう僕は完全に理想実現タイプの目標設定の仕方なのでこの建設的な目標設定ができていませんw
今の自分にはどんな状況にも屈しない精神力です。根性というやつでしょうか笑。自分が30歳になったとき「あの時手抜いとかんどきゃよかったな〜」とつまらん事言ってないように今から頑張っていきます。ではまた次回お会いしましょう!!
【追記】
てんこのYouTube、Instagramもぜひ気になった方はチェックよろしくお願いします!!!
【今回参考になった本】
筆者は社会人で営業職に就いていたことがあり、そこで新規の取引先をノルマとして日々仕事をしていました。中々進捗を追うことが出来ずよく叱咤激励を先輩からいただいていました。そこで営業時代特に読んでいた本をいくつかご紹介します。
目標の立て方以外に重要なことが書かれている本でした。