- 個人で少しずつ稼いでいきたいけど初心者で、まだ提案通ったことがない。
- そもそも提案するまでのレベルに達してないからもう少し時間かけて実力をつけよう
- クラウドワークス登録したけど志願者の提案数が多すぎて自分なんかが受かるはずがない。
今回はこのように悩まれてる人に向けて解説していきます。
僕自身、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスで副業から仕事を始めたため最初の「提案が通らない・できない」と言う気持ちは痛いほどわかります。
初心者だと中々自信が持てないですし、実際経験者が何人もいる案件で自分の提案が通るイメージがつかないですよね。。。
それでも実績0から1つずつ実績を積み重ねていった経緯をお伝えしていきますので、先ほどのような悩みを抱えている人は是非参考にしてください。早い人でこの記事を読んだ今日案件を取ることも可能です。それほど強力で大切なことをお伝えしていきます。
提案数は足りてるか?
まず提案が中々通らないと思ってるあなたは、どれくらい提案したでしょうか?最低でも50件の提案をしたでしょうか?もしかしたら試しに2、3回提案しただけの人がいるかもしれません。
まずお伝えしたいことは仕事の受注数は機会の数に集約されると言うことです。
テレアポの受注率は上手な人で10%、飛び込み営業に関しては2、3%うまくいけば良い方です。
それくらい最初の営業活動は成約率が低いためまずは提案数に注力して行動していきましょう。全然大変じゃないです。この後紹介する提案文の書き方を参考にして、最強の提案文を自分用に作り、後は案件ごとに微調整しながらどんどん送るだけです。
まずは10件提案する
まずは10件提案してみましょう。時間でいうと合計30分、長くても1時間かけてはダメです。それほど効率よく提案すると機会を増やすことができ、受注数に直結します。この記事を読み終わったら即10件提案してみましょう。
最低50件は提案する
提案は最低50件はしましょう。
「え、50件も提案したら作業できなくてお客さんの信頼失うことにならない???」と心配するかもしれません。大丈夫です、あなたはまだなんの実績もない人なので50件仕事が発生することはほぼ可能性的にありません。(これからたくさん獲得していきましょうと言う意味です。)
テレアポの例で行くと成約率は10%です。仮にこれをクラウドワークスに当てはめたとしても50件提案して成約は5件です。「たくさん仕事が来たらどうしよう」と考える前に「まずは1件受注のために動こう」と考える方が最初はとても大事です。
提案文は適切か?
提案数のところで前提のマインドを知った後は実際に送る提案文について解説します。
結論、必要な提案要素は下記5つになります。
- プロフィール|経歴
- 実績|ポートフォリオ・個人メディア(あれば)
- 活動可能時間
- 可能な業務
- 締めの言葉|納期を守る/適切なコミュニケーションを取ることをしっかり伝える
プロフィール
プロフィールではあなたの経歴、特に提案する案件に関係する内容を中心に記載します。相手は未経験より経験者、できればプロに仕事を依頼したいはずです。
その時「未経験だけどガッツあるので頑張ります!」と言う志願者より「この道で3年専門で働いていました」という人に仕事を頼みたくなるでしょう。
まずは自分が書けるかつ相手が興味を持つような経歴を意識して記載します。
実績
実績の記載は必須です。過去制作したポートフォリオなどがあればそれを添付しましょう。仮に目立った実績がなかった場合でも
「webマーケティングのインターンを経験してました」
「サイトコーディングの仕事経験があります。」
「メディア運営で過去10記事ほど執筆したことがあります」
といった経験でも問題ありません。
プロや実績のある人には及びませんが、全くの未経験ではないと伝わるだけでも相手の印象は異なってきます。仕事はスキルやクオリティの他、コミュニケーションや仕事のやりやすさなども大きく関わってきます。
その点「業界知識」があるとスムーズに仕事ができ、クライアント側からするととても助かる為です。
活動可能時間
1週間でどれくらい作業時間に当てることができるのかを記載します。注意点として仕事をとるために作業不可能な時間を書かないことです。
実際に提示した内容で仕事をいただくため無理な時間を設定して納品が遅れたりしてしまうと元も子もないからです。ある程度自分の中でのスケジュールを組んでいきましょう。
可能業務
こちらは必須ではないですが、求められている業務の他に可能な業務があれば記載しておきましょう。クライアントはどんな業務を依頼するにせよ最終的には「売上を上げる」ことを目的としています。自分ができる業務が売上にあがるものであれば積極的にアピールしましょう。
締めの言葉
最後に改めて納期を守ること、普通のコミュニケーションがとれることを伝えて終わります。ビジネスをしていく上で報連相と納期を守ることは当たり前ですが、これができてない人が多いことも事実です。
オンラインでやりとりしていると相手のことを把握しないため「失礼なことになっても最悪大丈夫」と考える人が一定数存在するからです。そのため「普通のことを普通にします」と言うことが意外と大事だったりします。
提案する相手をイメージできてるか?
提案文ができたところでさらにそこに人エッセンスを加えることで提案率が向上します。それは「相手のことを理解しているか?」です。
オンラインだと発注するクライアント側も大きな不安を抱えています。
「ちゃんとした人に出会えるかな?」
「納期守れなかったらどうしよう、、」
「提案数だけ多くても実際どんな人か分からない」
などなど様々な不安があります。これを解決してあげる一番の方法は「あなたのことを理解してますよ!」と言う意思を伝えることです。具体的には
- 納期を守る
- コミュニケーションをとる
- 納品が早い
- 安く納品できる
- 質を担保します
と言った内容を盛り込むことです。先程の提案文にそれぞれ入っていますがただ入れるのではなくて「相手は何を欲しているのか?」を自分の中で把握した上で提案文を作成することが重要と言うことです。
連絡を取る、納期を守るは普通のことですが、
- 提示金額の10%割引で対応できます
- 指定納品日より1週間早く納品します
といったことは十分初心者の人が経験者と対等する上での提案になります。発注者はもちろん早く納品してくれると助かりますし、安く済ますことができたらありがたいです。こういった相手の望むことは何か?を想像しながら提案をしてみましょう!
※最後に伝えた「時間を早める」「金額を安くする」は自分の首を絞めることにもなるのである程度実績を積んだら控えましょう。働きすぎて疲弊してしまうと元も子もありません。
あくまで「実績作りのための準備段階」という認識で取り組みましょう。
提案する時相手にGIVEはできているか?
こちらも先程の「相手のことを理解できてるか?」につながる重要な考え方です。
クライアントは数ある中から依頼する人を選ぶので「自分にとって有益か?」「長く継続的に付き合っていこうと思える人か?」という点をとても大事にしています。そのため受注してから働く前の段階で簡単にでも相手にGIVEをすることで格段に受注率は上がります。
「この人は、まだお願いしてもないのにこんなにやってくれるの?」
と言う心境になるわけです。もちろん受注が確約される保証は全くないので自分の働くバランスを見ながらになりますが、こう言った姿勢を忘れずに提案することで大きな成果につながります。
具体的なGIVEでは例えば
①|先に提案骨子を用意する。
記事を書く案件の時に
- 想定読者
- 想定キーワード
- 簡単な構成の提示
を先に提出してしまいます。
②|自分の専門領域で参考になる情報を伝える。
記事を執筆した後SNS運用や広告運用をされるようでしたら合わせてこちらの情報も参考にしてみてください。(広告業界で5年働いていたノウハウを少し共有します。)
このように相手の要求プラスワンを心がけてみましょう。
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提案前後でコミュニケーションを適切に行えているか?
最後に適切なコミュニケーションを取れているか?と言う点です。
提案をしていくと当然断られることがあります。その際ちゃんと返信をしているでしょうか?ここで返信をするしないとでは大きな差となって今後開いていきます。
これは私の体験談ですが、会社員時代当時2年目の若手の私は会社の会長とともに接待をしにいく機会がありました。
その日の帰り私は会長に独立する話をするわけですが、
会長は私に「誠実に生きることがどう言うことかわかるか?この先お前が独立して1人で頑張っていくとき、何が欲しい?まずは売上、お客さんだよな?じゃないと食べていけないから。
そうなった時、俺のところに別の会社さんから相談が来たとしよう。『Tenkoてやつ、以前御社で働いてたんだよね?どう言う人だい?仕事の関係で少し相談しようと思っててさ、、』
この時俺が『あいつは止めといたほうがいいですよ。ろくに返事しないし自分勝手に動くところあるので仕事がしづらいですよ』と言ったらどうだろう?その会社さんはお前に仕事の相談をするかね?たぶんしないよね。
でもこれが逆に『あいつはいいやつですよ、まだまだこれからですが自分で考えてやること決めて、行動してるのできっと御社の支えになると思います』と言ったらどうだろう?おそらく相談してくると思うぞ。
ここで大事なことは”自分の知らないところで物事が勝手に動く”ということだ。今の一連の話にお前は1ミリも出てきてないだろ?でもお前に関わる重要なことが話されていた。これが誠実に生きるってことなんだ」
これを聞いた時にハッとさせられたのを今でも鮮明に覚えてます。新卒で入社してわずか2年足らずで会社辞めようとする自分を責めるではなく、最大限のアドバイスをしてくださった会長の懐の広さに改めて感服したのと、こう言う人に自分もならねばと強く感じたことがありました。
話が長くなり大変申し訳ございません。
返信をすることは簡単ですが、しないことによる損失はとても大きいです。結果がどんなであれ当たり前のコミュニケーションを当たり前にしていきましょう。
まとめ
以上のことを実践していただくことで、今まで提案がうまくいかず悩まれていた人も順調に案件を受注することができます。まずはこの後10件提案してみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!