これからプログラミングを勉強していきたい人にとって、このような悩みをお持ちの人も多いと思います。今回はそんな人向けにプログラミング学習の方法をいくつかの観点から見ていきましょう。
この記事を読むことで得れるもの
- なぜ今プログラミング学習が重要なのかがわかる。
- 独学で学習する手順がわかる。
- 実際の体験談を聞いて独学のイメージできる。
- 独学以外の学習方法について知ることができる。
そもそもなぜプログラミングを勉強するのか?
まず、プログラミングを学習する上でそもそもなぜ勉強するのかを自分自身が認識しておく必要があります。なぜなら、プログラミングの独学は時に険しく、時に心が折れそうな時が大なり小なり出てきます。そうなった時目的がないまま進んでしまうとほとんどの場合挫折してしまうためです。
プログラミングは必要とする人の方が多い現状
昨今ITの進化は特に進んでいますが、それに伴いエンジニアの需要はどんどん高まっていますね。これからさらにIT産業は発展していきます。そんな中で需要より供給量が少ないのがエンジニア、プログラマーであり、これができることが大きなメリットになります。
■メリット
- 需要の方が供給より多いため稼げる市場である。成長産業
- 手に職がつく
- その他5万個ほど
まず、需要の方が供給より多いため稼げる市場です。そして手に職がつくため、会社に依存することもなくなります。これから個人で働く人が増えていく中、プログラミングのスキルを持つ人はますます増えていくでしょう。
■懸念点
- ノーコードでサイトを作れるツールなどが出てきている。
- 将来機械が代替する領域がある。
一昔前までパソコンにコードを直接入力することで実装していたプログラミングも、近い将来それが不要で実装できてしまうことが予想されます。(現時点でもすでに一部コードなしで実装できてしまうサービスが展開されています。)
そして今後そういった便利ツールがどんどん進出してくることが考えられます。
しかし、、!
それでもなおプログラミングを学習しておく重要性があります。それは、
- 仕組みを理解することで創造できる領域の幅が広がる
点です。料理に例えてみましょう。プログラミングができるというのは野菜の上手な切り方、上手な焼きかた、炒め方を会得することです。これらのスキルを身につけることで「カレーを作りたい」「肉じゃがを作りたい」といった創作物を考える知見の幅も広がるということです。
独学で学習する具体的な手順
目標物を決める|プログラミングのスキルを身につけて何を実現させたいか
まずはプログラミングの学習が終わった結果、何を作りたいかを決めます。
- プロ野球選手になって有名になりたいからキャッチボールの練習をする。
- 人脈を広げるために大学に行く。そのために国語の勉強をする。
- MacBookの最新版を買うためにバイトを頑張る。
これらは本質的にはどれも同じで、何をするにしても目的があり、そのために目標を立て実際に行動に移します。プログラミング学習はとても時間がかかる学習のため、ついつい目的を見失ったまま勉強してしまいがちです。これはとても危険なので、必ず最初に目的を決めて、そのための目標を立てましょう。
言語習得に必要な学習時間を知る
一般的にプログラミング言語の習得にかかる時間は入門レベルに到達するまでに200〜250時間と言われています。これは1日3時間頑張って、2〜3ヶ月間かかる計算になります。3時間というと18時に仕事や学校が終わったとして、19時に帰宅し食事風呂など終わらせて21時から0時までみっちり勉強する。これを3ヶ月継続することに相当します。
また、入門レベルに到達した後にそこからサービスや開発を行っていくため実際にはこれの何倍もの時間を要することになります。自分がどの程度のレベルまで到達した以下によりますが、今回は一旦プログラミング言語習得にフォーカスして考えていきましょう!(入門レベル到達を目標にする)
※開発できるレベルまでだとしても結局は目標設計を上手にすることで同じように見通しを立てることができます。
1日のタイムスケジュールを割り出す
まず学習する上で見通しを立てて計画することが大切です。自分が1日どれくらいプログラミング学習に時間を当てることができるのかを把握しましょう。
初学者(Aさん)の場合(仮)
0:00〜6:00|睡眠
6:00〜15:00|ブログ執筆(ご飯含む)
15:00〜17:00|昼寝
17:00〜20:00|プログラミング学習
20:00〜24:00|YouTube撮影・編集(ご飯風呂含む)
初学者(Aさん)の場合、1日にプログラミング学習に当てる時間は3時間になります。この3時間は「プログラミング学習が可能な時間」です。プログラミング学習をする時間ではないことに注意してください。その違いは、
学習前の段階ではモチベーションが高いためついつい「俺はもっとできるぞ〜!」と自分に期待して高い設定をしてしまいがちです。それはとても危険です。継続することがもっとも重要でもっとも難しいことです。毎日生きていればやりたくない日にもぶち当たります、人間だもの。その時に高い目標に心が折れてしまわないように簡単に到達できる目標を心がけて設定しましょう。
今回は、この学習可能な3時間のうち、半分の90分を学習時間に設定します。
プログラミング学習をする上での装備・あったら助かるアイテム
■必要なもの
- パソコン
- 胆力
だけ。
■あったら助かるアイテム
- Wi-Fi
- 教材
- 書籍
- Udemy
- ドットインストール
- Progate
- YouTube
- MENTA
おそらくこんなところです。
まずお手元にパソコンを用意します。なんでもいいですが、使い慣れてるとよりいいですね。プログラミング学習は基本的にパソコンにプログラムを記述する「エディター」と呼ばれる専用ツールをインストールすることで学習を進めていきます。
そして学習する上でぜひ欲しいものが、教材です。これは人によりけりですが・オンラインサービス・動画コンテンツ・書籍・人に聞くの項目に分かれます。
ドットインストール|オンラインサービス
月額1,080円で利用できる動画を見ながら自分の手を動かしながら学習するサービスです。一つの動画が3分以内と短く、サクッと学べることが特徴です。説明を聞きながらそのまま記述することでインプットとアウトプットを同時にできることで学習速度も早いと思います。扱う言語も多数です。
Progate|オンラインサービス
月額1,080円で利用できるサービスで最大の特徴はエディターが不要でブラウザ上で実際にコードを書くことで学習ができます。教科書のようなスライドを見ながら学習し、そのままエディターに反映させることで学習ができます。インターネット環境さえあれば取り組めるためとてもお手軽です
Udemy|オンラインサービス
プロのエンジニアやその他多数の人が独自に制作した自身のコンテンツをUdemyを通して販売しているものになります。パッケージ買い切りで中には数十時間にも及ぶボリューミーなコンテンツも用意されてます。セール中を狙いながら1200円前後で購入すればお得に学習できます。
-
参考【独学者必見】主要プログラミング学習サービス3つを比較
続きを見る
書籍
体型的に学習したい時にとても役に立ちます。プログラミングの世界はとてもスピード感ある業界のため書籍はその点で見劣りしますが、基礎の学習はむしろ本の方が濃密に書かれているため有効です。まずは基礎を学習する上でその分野の本を1〜2冊購入することをお勧めします。
YouTube
最強にして、最高な無料コンテンツの帝王、YouTube。もちろん全て無料のため圧倒的コスパは間違いないし。さらに有名なエンジニアの人が有料級のコンテンツをバンバン投稿してくださっているため、ここから始めてもいいかもしれません。英語を習得している人はより充実した海外のプログラマーのコンテンツもあるため効率よく学習ができます。
MENTA
少しイレギュラーではありますが、プログラミング学習をしているとわからないことに直面します。自分で解決できない時、このMENTAというサービスを利用することでプロのエンジニアを30分◯◯円で自分のメンターにすることができます。月額で通うスクールなどはとてもお金がかかると言った場合、MENTAなどは有効な手段かもしれません。
これらはほんの一部ですが、初心者の方はまずはプログラミング言語に触れて、自分に合った学習方法を見つけていきましょう。
実際に独学で学習していった体験談
まず言えることはしんどいです笑
いきなりですね、でも事実なのでお伝えします。もちろん人によってまちまちですが、僕の場合ITとは無縁の学生時代を過ごしていたので余計に感じてるかもしれません。ブラインドタッチもできずで、ブラウザやサーバー、ネットワークなど基本用語の理解からつまずいていたのでその上でも独学は大変だと感じてました。
そしてもう一つ言えることは楽しいということです。わからないことに遭遇して、それが解決できずに何時間も立った後、ふいにひらめいて解決できることがあります。その時なんとも言えない高揚感に包まれます。それにコードを書いてそれがうまく実装できた時俺でもできた!!!!という快感を覚えます。
独学はとても寂しく、つらい時があります。そんな時にお勧めなのがコミュニティに参加することです。コワーキングスペースに行く、YouTubeのプログラミングのコンテンツ動画にコメントする、SNSで「#プログラミング初心者と繋がりたい」などとタグをつけて投稿したり、こう言ったタグをつけている人を検索したら似たような境遇の人がたくさんいます。
そう言った薄い繋がりも自分の中でとても大きな支えになります。「みんな頑張ってるし、自分も頑張ろう」という気持ちになります。笑
プログラミング学習は大変な事の方が多いかもしれませんが、自分なりの楽しみ方を知っておくと長く細く続けることができるのかと感じています。
独学以外の学習方法について把握しておく
独学で勉強する人にとって、それ以外の学習方法はそこまで重要ではないかもしれません。しかし全体を知った上で自分の道を把握しておくのとそうでないのとでは成長の速度は変わってきます。あくまで自分の学習方法はたくさんある中の一つだという認識を持っていきましょう〜^^
プログラミングスクール
まず有名なのはプログラミング学習スクールです。短期間、長期間、それぞれ個人にあったスタイルで好きなプログラミング言語の学習ができます。費用も前払い、後払い、月々などたくさんありスクールによって様々です。
転職を前提に考えている人は転職支援も行っているスクールもあるため合わせて検討してみるのもありです。
就職
その企業に実際に転職してしまうのも一つの手です。自分のキャリアによりますが、やはり1番早いのは知ってる人から学ぶことです。そう言った会社に入ればプロがいるため近くでスキルを吸収することができます。
イベント
時期によって定期的にプログラミング学習のイベントが開催されていることがあります。すぐに取り掛かるのは難しいですが、うまくいけば安くなおかつ良質な環境で学習に取り組むことができるかもしれません。
終わりに
今回はプログラミング学習を独学でするための方法を解説しました。自分自身まだまだ未熟すぎるため日々精進していきます。少しずつレベルアップして自分の思い描く将来を築いていきたいですね^^.
-
参考【体験談】テックアカデミーの評判を実際に受講したので徹底的に話します
続きを見る