英語を独学で学んでいきたいんだけどまずは何から始めたらいいのかな?やらないといけないことが多くてイメージがつかないんだよね、、、
英語を独学で勉強する時、まず何から手をつけたらいいか分からず手が止まってしまうことはないでしょうか?
今回は以下のことを解決していきたいと思います。
- 独学で英語を学ぶために何から始めたらいいか
- 途中で挫折しないためにどうすればいいか
- 勉強が楽しくない、捗らない時どうすればいいか
- 実際挫折してしまった時の復帰の方法
これらの疑問に、結論から先に答えると
■1の回答|ステップを作ってその通りに実行。
目的決める→発音→単語学習→文法→音読→実践の繰り返し
■2の回答|続ける仕掛けを日常に取り入れる
すでに行ってる習慣に勉強を紛れ込ませる
■3の回答|うまく行った時の経験を持つ・思い出す
楽しかったり勉強したいと思っていた時のエピソードを振り返る。
■4の回答|悲観的にならない思考を僕の体験談からお話しします。
僕は過去塾などに通った経験がなく、勉強は自分の部屋と学校のみで行ってきました。自分のペースで自分のやり方で進めていくのが好きだったので今まで独学でずっと勉強してきました。
そもそも独学というのが自身のやり方を突き詰めることですので、僕なりの独学暦24年の知恵をご紹介します。
英語の独学は「話せた後どうなりたい?」の目的を明確にするところから
ここの目的をあまり決めずに勉強するとほぼ間違いなく挫折します。目的を決めるとどういいのかというと、モチベーションが下がってきた時に効果を発揮します。
生きていると調子がいい時、悪い時あります。独学が続かない原因のダントツ一位がモチベーションの低下です。これは一重に「成し遂げたいこと<大変」となってしまうためです。理由を定めてないとモチベーションが低い時の心の支えが弱くなってしまうため勉強が続かなくなってしまいます。
そのため英語の独学の何から始めるかの第一歩は「話した後どうなりたい?」を明確にしそれを紙にでも書いて見えるところに貼ることです。
ちなみに僕の場合は「外人と話したい・海外で楽しく生きたい」という大雑把な目的がありました。
とても大雑把でしたがその目的があったために、実際留学中に外国人に話しかけてその場で一緒にダンスを踊るという奇行を成し遂げました笑
■実際に踊った動画↓↓
■初めて声をかけてド下手な英語を話しながら動画撮影をお願いした動画↓↓
当時は正直英語レベルは壊滅的でしたが、自分の目的の「外国人とたくさん話したい」「海外で楽しく生きたい」を一つ達成した瞬間でした。
目的を設定するとできた時の達成感により大きな自信につながります。そしてそれがまた頑張るモチベーションにつながります。
続かないと結局前に進まないのでまずは小さな目標から作っていきましょう!
英語の独学の道|上達までのステップを解説
ここからは実際に僕が行ってきた独学のステップです。
※外国人と楽しくたくさん話したいという目的から抽出しているのですべての人に当てはまるというわけではありません。
ステップ①|発音
まずは必ず発音です。言葉を発せないことにはコミュニケーションを取ることは難しいため、正しい発音で話す練習から始めました。
僕の場合発音がキレイにできると「楽しい」という感覚になります。できなかったことができるようになる時の感覚です。
■練習手順
・発音記号を勉強
・正しい発音を耳で実際に聞く
・その通りにゆっくり発音
・自分の声を録音し聞きやすいかチェック
・上記を繰り返す
動画を見て焦らずゆっくり練習した結果、気づいたらナチュラルな発音に近づいていました。
ステップ②|単語学習
発音の練習をしながら同時並行で単語を覚えます。単語帳にはほぼ例外なく発音記号が書いてあるので練習通りに発音して覚えていると、単語学習と発音練習が同時に行えます。
■練習方法
・1〜100語を次の手順で覚えていく
・30分〜60分で単語だけ見て意味を言えるように覚える
・覚えた10分後に再度テスト|この時点でおそらく10語ほど抜けているので、改めて覚え直す
・翌日再テスト|おそらく10〜20語ほど抜けているので、改めて覚え直す。
・3日後再テスト|ほとんど覚えているはず
・1週間後再テスト|ほぼ完璧
・1ヶ月語再テスト|満点
ポイントは一回のテストに時間をかけすぎないことです。目安は10分以内。
参考夢日記をすることによるメリット・デメリット|記憶力が向上した話
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人間の記憶は「短期記憶」と「長期記憶」の2種類ありまして、最初は短期記憶からスタートし、次第に思い出す回数を増やすことで長期記憶に移行します。
大事なのは「思い出す」作業をすることです。思い出すことで想起する力が強くなり、より記憶に残るようになります。
ステップ③|文法学習
次に文法学習です。ここでは中学英語を徹底的に勉強しました。くもんの今日教材が個人的には一番わかりやすく1冊で内容が網羅されていたのでこの1冊を何周も勉強しました。
中学で学ぶ文法は日常で使うほとんどの文法が網羅されているのでとても役に立ちました。そしてちゅがく文法を扱えるようになると英語の基礎が固まるので、その後の高校英文法やそれ以降の学習にも大変応用が効くようになりました。
■練習方法
- 例文をそれぞれ30回ずつ声に出して発音
- 発音しながら頭の中でどういう構造でこの流れなのかをイメージする。
- 発音が終わったら文法の説明を読んで文章の構造を理解する。
- 上記の繰り返し
頭で理解する以上に声に出して発音することはとても重要です。これは次のステップで説明します。
ステップ④|音読
英語の独学において最重要項目である音読。今までの3つの練習はこの音読のためにしていると言っても過言ではないです。それほどこの音読は強力なパワーを秘めています。
音読をすることで、実際の発音チェックや文章の構造理解、本番の会話の練習などあらゆる状況に対応しており、言語習得に必要な練習要素をほぼ全てをカバーしています。
■練習方法
- 100〜300語の記事をピックアップ
- その記事を30回繰り返し音読
- 上記の繰り返し
シンプル、そして単純。最も地味で敬遠しがちな勉強方法ですが、逆に音読が最も効果の高い勉強方法でもあります。
英語の独学を継続するための準備
英語を独学でする上で大変なことは継続することです。
英語学習に関わらずなんでも新しく始めることの継続は難しいですね。僕は普段下記の手順でやりたいことを習慣化しています。これのおかげで日記に関して7年以上書いています。
■継続するための手順
- すでに行っている習慣を整理
- その中で勉強を取り入れることができるものをピックアップ
例)通勤・通学中/歯磨き/トイレ/お風呂上がり/その他 - その習慣に取り掛かる・手前・途中・終了後に勉強を取り入れる。
例)トイレの中に重要単語を用意しておく。
歯磨きをする手前で1ページ参考書を読む。
移動中にバックに参考書を入れておき、5ページ読んでから携帯など触るようにする。
最初は0から習慣化させることは難しいのですでに行っている習慣をうまく利用しながら新しい習慣を取り入れていきます。これをすることでほぼすべてのやりたいことを習慣化できます。
英語学習が楽しくない時の対処法
1人で勉強していると中々モチベーションが上がらない時があります。
そういう時は「英語話せるように勉強をしよう!」と思った時のことを思い出します。古典的ですが、結局のところ感情の紆余曲折は誰しもあることなので、この波を大きく立てすぎないことに意識を向けます。下がった時は上がった時を思い出し、英語が話せたら〜という妄想をたっぷりしてあげます。
すぐに勉強再開は難しいですが、気づいた時には復帰できています。焦らずじっくりに、です。
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英語独学に挫折してしまった時どうすればいいか?
結論、勉強を中断することです。モチベーションが下がった時に続けても、その次の日からの勉強に対する印象が悪くなってしまいます。そうなった時は潔くやめて存分に娯楽に走ります。
毎日継続することはとても大切ですが、3日に一回勉強をしたとしてもそれを自分の中で「継続」と捉えたらそれは継続です。自分の都合いいように捉えます。
僕自身日記を7年継続していると言いましたが、毎日欠かさず行っているかというとそうじゃない時もあります。それくらい緩い気持ちがかえって7年という長期間できている理由かもしれません。適度なプレッシャーは必要ですが、かけすぎると返って逆効果であることを意識しましょう。
まとめ
最後にまとめます。
■勉強のステップ
- 目的・目標を明確にする
- 発音練習をする
- 単語学習をする
- 文法学習をする
- 音読をする
■継続するための準備
- すでに行っている習慣を整理
- その中で勉強を取り入れることができるものをピックアップ
- その習慣に取り掛かる・手前・途中・終了後に勉強を取り入れる。
■勉強が楽しくない時の対処法
- 楽しい時を思い出しながら焦らずモチベーションが上がるのを待つ。無理をすると逆効果。
■挫折した時の復活方法
- 勉強と距離を置き、娯楽に走る。ここでも焦らない。
以上が英語の独学をする際、何から手をつけるべきかの解説になります。自分なりの勉強の仕方を確立していきましょう!
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