このように英語の学習を続けているが中々話せない、なんなら勉強することが目的になりつつある、、、
のような人もいるのではないでしょうか?
大学時代初めてカナダのヴィクトリア州と言うところに留学に行った際、英語学習の本質に気づいてしまったのでここで一つどうすれば話せる英語を習得できるのか、その過程を見ていきましょう
この記事を読むことで得れるもの
- 目的設定編①|話す英語を目的とした学習方法がわかる
- 目的設定編②|あなたが英語を話したい「隠れた理由」を明確にできる
- 会話編|「聞き取りやすい」な発音練習がわかる
- 学習編①|「話せる」英語の文法をおさらいできる。
- 学習編②|言葉を忘れない(すぐ思い出すことができる)練習方法がわかる
英語を勉強する理由を突き止める
この記事を読まれているあなたは英語学習をこれまでしてきており、さらなる上達に向けて頑張っている人だと思います。同時に、まだまだ会話ができないなど満足いっていないはずです。
次の項目を一度見ていただき、その意味をより明確にイメージしてください
- 「なぜ英語を話したいのか」に対する明確な答えがあるか?
- このフレーズを英語で話してみたいといった具体性があるか?
- こう言う場面で英語を話したいといったシチュエーションがあるか?
- 実際に英語を話す環境(海外など)に行ったことがあるか?
- 英語が話せたその先をイメージできているか?
いかがでしょうか?これらの問いに明確なYESがありますか?僕はありませんでした。その結果英語が話せないまま時が過ぎ、気づいたら「勉強の目的化」が進んでいました。どう言うことかと言うと、
参考書を読むことがゴール
状態です。進んでる先が見えていないので目の前の行動で完結してしまっていたのです。
当然ですが、英語学習をするのはその先にある自分がそのスキルを使って達成したい何かがあるからです。それをもう一度振り返って再認識していきましょう。
意外とそこに落とし穴があったのか。
「なぜ英語を話したいのか」に対する明確な答えがあるか?
英語を話すために勉強をすると思いますが、この答えがないとついつい挫折してしまいます。その理由は、
勉強に費やすコスト(時間/お金/集中力/やる気) < 達成後の世界観
この不等号が成立して初めて学習を続けることができるからです。明確な答えは右側になるので、右側を考えていないとどうしても左側が大きくなり途中で断念してしまいます。常にコストよりリターンの方が高いと感じる状態に心を持っていきましょう。
このフレーズを英語で話してみたいといった具体性があるか?
具体的に話したいフレーズや知りたい単語などがある時、大きなモチベーションにつながります。結果より効率的に学習ができます。
- もうすぐ終わるので、ちょっと待ってください
- 今は1人ですが、あとでもう1人きます。
- 一昨日の雨すごかったね!
留学中、こうした日常会話がパッと出てこなく苦労しました。友達との会話のほか、バスの運転手、学校の先生、レストランのウェイター、色々な人と会話する際になんでもない一言が思い浮かばないことがありました。
些細なことですが、こういった経験があった後の勉強のインプット量は桁違いだと後々気づきました。必要は発明の母ですね笑
こう言う場面で英語を話したいといったシチュエーションがあるか?
こちらも具体性を持たせるためのものですが、日本にいるときに海外の人に遭遇した際に咄嗟に英語が話せたらいいなと感じたことがありました。
その人たちは家族連れで、東京の電車の乗り継ぎをしていました。乗り換えアプリをみながら明らかに困った顔のお父さんがホームで電子版をみながらキョロキョロしていたので「どこに行きたいか?」を聞きました。
正直全然話せた感覚はなかったですが、めちゃくちゃ感謝されたのが嬉しかったです。結構留学が役に立ったと感じた時でした。
実体験があると大きく英語学習のモチベーションに直結するので、常に目的を持って学習していきましょう。
実際に英語を話す環境(海外など)に行ったことがあるか?
個人的にはこれが英語学習で最も重要なことかもしれないと思ってます。
再三言っていることで、学習する上で重要なことは「強い欲求」です。なぜ話したいのか、何を話したいのか、話せたらどうなるのか、こういったものに回答するには自分に「話したい」と言う強い欲求があるからです。
そして、実際に英語を話す環境にいくことが最も手っ取り早い欲求の得方だと思います。何事も経験ですね。
もちろん行ったことなくともそれに勝る意思があればなんら問題はありません!
英語が話せたその先をイメージできているか?
英語学習は英語が話せて終わりではありません。そこからスタートで、そこから新しい世界が開いてきます。話せない内から話せた先を想像するのは難しいかもしれませんが、それが大事だったりします。
手段の目的化を防ぐためです。勉強するために勉強しているのではなく、話すために勉強しているのです。英語を話せたその先をイメージする理由は、「話す」目的がそこにあるからです。
聞き取りやすい発音を手に入れる方法
英語を話す上で欠かせないのが発音練習です。
僕はこの動画に出会って発音が変わりました。いまいち上手い表現がわからないですが、発音するのが楽しくなりました。。笑
この発音動画シリーズを留学中ひたすら繰り返してました。これで圧倒的に変わったのを実感してます。やはりBBC恐るべし、、、
この後紹介する音読とセットで練習することで聞き取りやすい発音を手に入れることができます。
話すために必要な英語の文法をおさらい
日常会話のおさらいは僕の場合、くもんの英文法中学編・高校編のみで事足りました。
重要なことは、あくまで目的です。日常会話を話すために必要な文法自体は高校までの学習でほとんど網羅されています。
せっかく勉強した英語を忘れないためにすること【万能練習】
最後に、最強にして究極の学習方法です。それはズバリ「音読」です。
音読は小学校の時国語の宿題で課されていた記憶はありますが、それ以降実施した試しがありませんでした。
この音読が言語習得において最重要事項だと改めて実感しました。
具体的方法は
- 100〜300語の中長文を用意|英語のニュース記事などで可
- 1日30回の音読|目安40〜60分ほど
これだけです。
この音読実は、最も地味ですが最も効果があります。なぜなら五感をたくさん使った学習方法だからです。目で見てそれを声に出して自らの耳で聞きます。一般的な学習は視覚または、聴覚のみで、両方使うことがあまりありません。この音読を用いることで両方同時に使うことができるため単純2倍の効果を発揮します。
さらに言うと、発音の練習や、文法のチェックなども含んでいるので一度に何倍もの効果を発揮します。
必ず読む前に、知らない単語などのチェック、文法の理解を進めた上で読み始めてください。意識することは自分の意思で話しているかのようにです。訳もわからずただ読んでいると頭に入りません。
「俺(私)この言い回し理解しながら話してるわ〜」
と心の中で酔いしれながら音読してみてください。必ず効果を実感できます。
【参考にしていた英語の記事】
・中学英語レベルからやり直す|web上で読める易しい読み物
・ELLLO English Listening Lesson Library Online
・CNN International Breaking News
終わりに
僕がお世話になったホームステイ先の友達は、英単語のスペルをときおり間違えてました(中学レベルの英単語)。僕が訂正をすると彼は笑ってました。「Takaに逆に英語教えてもらったよww」と。笑
英語に対してのハードルがいい意味でなくなったプチエピソードでした。気楽に気楽に^^