今回はこういった疑問について解説していきます。
本日の内容
- 具体的な転職するまでのステップ
- 転職活動時の注意点
- 失敗する人の特徴
この記事を書いてる僕自身、未経験から自社開発企業のエンジニア職に転職し、その体験をベースにお伝えするので一定の信頼になるかと思います。
具体的な転職するまでのステップ
先に結論です。
- どの分野のエンジニアになるかを考える
- Wontedlyで行きたい企業の募集要項を確認する
- そこで必要とされる言語や技術を学習する
- 並行して各種転職サービスに登録してエージェントをうまく活用する
- 学習の記録としてGitHubでの学習記録、ポートフォリオ制作に取り組む
どの分野のエンジニアになるかを考える
初学者の時はエンジニア業界に疎く、自分自身どんなエンジニアになりたいかがわかってない時があります。
- なぜエンジニアになろうと思ったのかを自己分析する
- 5年後どんな人になっていたいかをイメージしてキャリアを描く
- 「 エンジニア 種類 」などで職種を調べる
- 開発をしたいのか、技術スキルを高めたいのか、日本か海外かなど
将来どうなりたいか、そのために直近で転職する企業をどのように決めるかを自己分析していきます。
この自己分析は、転職時の面接で特に深く聞かれることなので自分の中であいまいなところは1つ1つ潰していきましょう。
Wontedlyで行きたい企業の募集要項を確認する
志望する分野が決まったら学習の前に、先にWontedlyを使って行きたい業界の企業を探し、その企業でどの技術が採用されているかを確認しましょう。
なぜ先にWontedlyで企業選定から始めるかと言うと
- 初学者のうちは言語の種類やそもそも求められる技術がわからないため
- 入社までに必要なスキルの答えが書かれているため
この2つの理由が大きいです。
初めは何から手をつけていいかわからず迷走してしまいがちなので、先にある程度志望してる業界の企業の採用ページを覗いてみてどんな言語やその他技術がよく採用されているのかを把握します。
こうすることで学習内容が明確になり、大きなミスマッチが防げます。
具体例をみていきます。
例)バックエンドエンジニアを志望している場合
step
1Wontedlyに登録
step
2募集→キーワード検索で企業を探す
step
3興味のある企業のページに飛び採用してる技術を確認
step
4エントリーを始める
step
5今すぐエントリーを押したら企業にメッセージが飛ぶのでそこからカジュアル面談が始まります。
そこで必要とされる言語や技術を学習する
先述した通り、まず先に興味のあるいくつかの企業の要件内容を把握し、それに合わせて学習していきます。
先ほどの例だと、
- 言語:Ruby
- フレームワーク:Ruby on Rails
- データベース:RDS
- ソースコード:GitHub
- プロジェクト管理:Asana
- 情報共有ツール:Notion / Slack
- その他:CodePipeline
などが必須になってくるのでこれらをベースに学習します。用語の意味自体がわからなければそこからググって調べていきましょう。
並行して各種転職サービスに登録してエージェントをうまく活用する
未経験から転職を進める中で欠かせないのがエージェントの存在です。エージェントは、自分にあった企業をアテンドしてくれ、かつ面接対策などの相談もしてくれる存在です。
業界に明るい場合、自分で調べてエントリーなどできますが、未経験の場合エージェントから情報収集をしてもらうのも有効です。
ただし、エージェントによってはたくさん求人を送ってくるだけの人もいるので「この人はちゃんと自分に寄り添って話してくれてるのか?」を見極める必要があります。
何を勉強すべきで、どういったキャリアを歩むべきかの壁打ちもできるので、一人で悩んだ時は積極的に活用していきましょう。
学習の記録としてGitHubでの学習記録、ポートフォリオ制作に取り組む
プログラミングの学習を始める時は、GitHubでデータ管理を行いながら学習を進めていきます。企業には入れば必ずチーム開発が行われその時にほぼGitHubを使って管理されているためです。
また、面接時にGitHubのURLを共有し、どれだけ普段継続的に学習をしているかをみられる企業もいます。
未経験でまだ技術的に不安な人は、ポテンシャルを評価してもらうために日々GitHubで学習記録をコミットして自らの勤勉さや真面目さを示した方が選考で有利に進めます。可能は人は、毎日少しでもコードを書いてコミットする習慣をつけます。
参考【体験談】テックアカデミーの評判を実際に受講したので徹底的に話します
続きを見る
転職活動時の注意点
転職時の注意点は下記になります。
- 求人を送ってくる数が50〜100社を超えるエージェントはすぐに切る
- 1、2回の面接ですぐに内定を出す企業には行かない
└特に技術的質問などなしで内定出すところは要注意 - 内定をもらってもすぐに承諾せず、他の選考もじっくりすすめる
求人を送ってくる数が50〜100社を超えるエージェントはすぐに切る
このパターンのヘッドハンターやエージェントはすぐに切ることをおすすめします。
人材業界のビジネスモデルは求職者を内定させたら、その人の想定年収の3〜4割を手数料として企業からいただくモデルです。
仮に転職が決まり自分の年収が300万だとしたら、そのヘッドハンターには100万前後の報酬が支払われるようなイメージです。
つまり、いかに効率的に求職者を内定させるかがヘッドハンター側の使命のため、より多くのエントリーをさせにくると言うことです。
もちろんそのようなヘッドハンター以外に、求職者の現状把握から、その人に合う企業を厳選してすすめてくれるヘッドハンターもいます。
なのでヘッドハンター、エージェントを利用する時はそういった自分に寄り添ってくれる人を選ぶようにします。
1,2 回の面接ですぐに内定を出す企業には行かない
技術的な質問や学習してきた過程など、エンジニアとしての素質を深く質問せずすぐに内定を出してくる企業はおすすめしません。そうした企業は頭数だけ増やす傾向にあるからです。
エンジニア業界は主に・自社開発・受託開発・SESの3タイプにビジネスモデルが分かれますが、人数を必要とするSESタイプの企業はその傾向にあります。
※もちろん全ての企業がそう言うわけではないので、そこはよく吟味します。
入社が目的ではなく、入ってからいかにいい環境でスキルを習得し社会に貢献できるかが重要なので、未経験だからといって焦ってすぐに内定を承諾するのはしないように気をつけます。
内定をもらってもすぐに承諾せず、他の選考もじっくりすすめる
希望の企業に内定をもらった後も、入社までの期間は転職者として動けるため引き続き転職活動をするのも一つの手です。
入社すると当然企業の仕事を毎日するため、業界全体の話をする機会は減ります。企業に属する前の最後の自由な時間のため、その時間で他の会社やエンジニアの人と繋がって情報収集をするのも一つの手です。
逆に、絶対ではないがある程度信頼できることは下記になります。
- キャリアの相談から話してくれるヘッドハンターは信頼度高い
- 過去キャリアからの提案ではなく、希望職種に対して求人を出してくれるヘッドハンターは信頼度高い
- 面接時に技術的質問やビジョンの共感の確認、人柄に対しての質問など深く質問する企業は信頼度高い
キャリアの相談から話してくれるヘッドハンターは信頼度高い
たくさん求人を送ってくるのではなく、始めにZoomミーティングなどで求職者の人柄、転職理由、志望職種などを聞いた上で提案してくれるヘッドハンターは信頼できます。
未経験から入れる優良企業は追う多くないので、提案してくる目安として多くて20社、大体5社〜10社未満といったところです。
それだとこちらとしても1社ずつ慎重に企業選定ができるので負担がかからず助かります。
過去キャリアからの提案ではなく、希望職種に対して求人を出してくれるヘッドハンターは信頼度高い
未経験となると、過去勤めてた会社のスキルとは全く別領域になります。
そのため、過去キャリアをもとに提案してくるヘットハンターはあまり信用できません。希望職種にエンジニアと書いてる以上、エンジニアの求人紹介以外の紹介をしてくるヘッドハンターには注意です。
面接時に技術的質問やビジョンの共感の確認、人柄に対しての質問など深く質問する企業は信頼度高い
面接でスキル面、性格、ビジョン共感、など根掘り葉掘り尋ねてくる企業は突破のハードルは高いですがその分信用できます。
自分の会社に入る人をそれだけ厳選してると捉えると、中の人はより厳選されたメンバーで構成されていることが期待できます。
当然人なので全員がいい人とは限りませんが、面接の内容が多いことは人材に力を入れていることにつながります。
その分、面接対策を頑張る必要がありますが。
失敗する人の特徴
うまくいってない人の特徴は下記になります。
- 目標が明確でない
- 1次情報にアクセスしない
- アウトプットをせず座学ばかりする
目標が明確でない
プログラミングの学習は最低でも300時間〜500時間ほどはかかるとされます。これは、1日3時間勉強して、3ヶ月〜半年かかる計算です。
なぜ勉強してるのか、ゴールはどこかがはっきりしてないと、途中で挫折してしまいます。転職が最初の目標である場合、まずはWontedlyで企業選定から改めてします。
1次情報にアクセスしない
Twitterで流れてくるプログラミング学習方法や、YouTubeでよく見るエンジニア転職の情報、またはこのブログ記事含めて2次情報ばかり追っていると必ず方向ミスが発生します。
まずは企業のサイト、そして学習の基本は公式ドキュメントです。
その上で
- 企業サイト(Wontedly含む)に書かれてる言語の意味をYouTubeで調べる
- 公式ドキュメントに書かれてる関数の使い方をネット記事で検索する
などと学習を進めていきましょう。2次情報は、時によくまとめられていて効果的ですが、最初に1次情報が頭に入っているのといないのとでは大きな差が生まれます。
2次情報はその人の主観が含まれているため情報が偏りやすいためです。
アウトプットせず座学ばかりする
基本はアウトプットありきで学習していきましょう。
- Webサイトを作る
- アプリをリリースする
- クローンサービスを作る
ものづくりが先に来てその中でわからないことをググって、本読んで、動画見て解決します。
先に座学から入るとその後にアウトプットに結びつかず学習効率が大きく下がります。結果、モチベが下がって挫折するリスクが高まります。
まずはアウトプットを意識していきます。
参考ガチでおすすめするWeb制作学習教材と学習方法【初学者必見】
続きを見る
まとめ
具体的な転職するまでのステップ
- どの分野のエンジニアになるかはっきりさせる
- Wontedlyで行きたい企業の募集要項を確認する
- そこで必要とされる言語や技術を中心に学習する
- 転職サービス、エージェント、ヘッドハンターを活用する
- 学習の記録としてGitHubを活用する
転職活動中の注意点
- 求人を送ってくる数が50〜100社を超えるエージェントはすぐに切る
- 1、2回の面接ですぐに内定を出す企業には行かない
└特に技術的質問などなしで内定出すところは要注意 - 内定をもらってもすぐに承諾せず、他の選考もじっくりすすめる
失敗する人の特徴
- 目標が明確でない
- 1次情報にアクセスしない
- アウトプットをせず座学ばかりする
参考【体験談】テックアカデミーの評判を実際に受講したので徹底的に話します
続きを見る